探索してみたい「麻布十番駅」の秘密

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こちら私が結構、使う駅、
都営大江戸線の「麻布十番」駅ですね。

知っての通り、ここには将来、
大規模な核シェルターができる……とのこと。

そんなことを聞くと、すぐに北斗の拳だったり、
あるいはゾンビが世界に闊歩する
B級ホラーを想像してしまうのですが、
いずれにしろ近くに住んでいる私は、
「何かあったらこの駅に駆けつける」という
選択肢ができたわけです。
そんな日がないことを心より願いますが(笑)

必要性はともかくとして、
一体どうして麻布十番に
そんなものができるのか?

じつは現在もこの駅には、
床面積がおよそ1760m2という、
巨大な「備蓄倉庫」なるものが
設置されているそうです。

一片が2キロ近くになる正方形を考えれば、
相当なものですよね、これ。
中には東京で震災が起こったときのため、
数々の必需品を備蓄。
ベルトコンベアで地上に輸送できるようにも
なっているそうです。

私はよく南北線から乗り換え、
よく都営大江戸線を使うことがあるのですが、
いつも疑問に思っていました。

よその駅と違い、この駅だけ、
以上に「アクセスが悪い」んですね。

今どき改札を一回出て、長い通路をひた歩き、
エスカレーターや階段を、とにかく深く深く、
深く降りていかなければならない。

麻布十番の外の街はよく知っているのですが、
一体、大江戸線の駅がどのような位置にあるのか
まったく想像はできない。

なんとなく地下迷宮のようなものを彷彿させますが、
この深さがあるからこそ、
巨大な「備蓄倉庫」が可能になり、
それがシェルターにまで拡大されるのですね。

にしても、だんだんと地下が開発されていく
東京の街。
一体、自分がいる場所のずっと下には
何があるのか?
一度、確認してみる必要がありそうですよね。

それを知らないのは、核戦争の可能性よりも
ずっと怖いような気がしないでもない。

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