これはツツジなのかサツキなのか?
- 2025/4/29
- できる人研究所

最近、近くではこの花が咲いているのを
よく見かけます。
ツツジだな……と安易に断定してはいけない。
そのお仲間には「サツキ」という、
より5月に密接した植物もあり、
最近では品種改良によって
花の外観だけでは、
見分けがつきにくくもなっているとのこと。
その違いって知っているでしょうか?
ウェザーニュースによると、
・4月上旬から咲くのがツツジ、
5月になって咲くのがサツキ
・花から飛び出ている長い「おしべ」が
5本なのがサツキ。
それ以上たくさんあるのがツツジ。
・葉に柔らかい毛があるのがツツジ、
葉がツヤツヤして光沢があるのがサツキ
といって例外も多くあるようですが、
少し前から咲いていた時期も、
8本くらいありそうなオシベも、
葉の様子も、
これは「ツツジ」で間違いなさそうですね。
ならば、こっちはどちらなんだろう……?
ツツジもサツキも日本にはもとから生えていたそうで、
似たような性質も、もともとのもの。
ただ大きな違いは、ツツジの難しい
漢字で書く名前にも関連しています。
「躑躅」というのは、
ちょっと不気味な言葉ですよね。
この「躑」も「躅」も、
どちらも「立ち止まる」の意。
立ち止まる理由は、
「美しいから」という説もありますが、
本来は「毒があるから」という理由だとのこと。
自然のツツジには、
蜜を吸い込むと幻覚作用を起こしたり、
家畜などは死んでしまうこともあるとのこと。
とくにオレンジとか黄色のものには
毒性が強いという話があります。
といって子供の頃、
蜜を吸っていた記憶もあるのですが、
注意しないといけませんね。