パンダとオカピと、もう1つ……!
- 2025/5/3
- できる人研究所

3月に上野動物園で生まれた、
コビトカバの赤ちゃんの名が、
5月1日に「コブシ」と決まったそうです……。
何だそれは?……と思うかもしれませんが、
じつは昔、上野動物園に
わざわざ見に行ったことがあるんですね。
ヤギくらいの大きさのカバがいるって、本当?
なんていうふうに。
これ飼って、散歩に連れて行ったら
ウケるだろうな……と、
その昔に思った記憶があります。
でも、それは不可能!
というのも、「世界3大珍獣」の
1つに加えられるくらい
希少で貴重な動物。
残り2つは、ジャイアントパンダと
絶滅寸前のオカピですから、
それくらい数が少なくなっているとのこと。
実際、現在、生存が確認されているのは、
リベリアやギニア、コートジボワールなどの
アフリカ諸国で、
3000頭くらいではないかと言われています。
なぜ、そんなに少ないかといえば、
食用にしていたんだそうですね。
カバって美味しいんだろうか?
これくらいの大きさであれば、
家畜化すればよかったんじゃないかと
思ってしまいますが。
そんなコビトカバを、上野動物園は
60年代から飼育し、
繁殖は13例目だとのこと。
つまり、絶滅寸前のコビトカバの。
復活に大いに貢献しているそうです。
あまり知られてはいないでしょうが、
日本人として誇り高いですよね。
このコビトカバ、存在が確認されたのは、
1910年代という最近のこと。
それまで「小さなカバがいる」という
ウワサはあったのですが、
「子供だろう」とか「奇形でないか」と
言われていたようです。
そんな例もあるくらいですから、
今、UMAとい言われる未知の生物も
まだまだ新発見の可能性はあるかもしれない。
生きて発見されることを期待したいですね。