「菖蒲」って一体どんな植物?

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ゴールデンウィークがあっという間に
過ぎてしまった5月6日。
あるいは人によっては、
まだお休みなのだろうか……。

私は残念ながら、休む余裕もなかったのですが、
まあ毎度のことでございます。

とはいえ、5月5日は
「子供の日」であり、「端午の節句」であり、
「菖蒲の節句」

それで昨日になりますが、
お祭りで買ってきた菖蒲をお風呂に入れ、
ゆっくり浸かることができました。
落ち着きますねぇ……。

でも、考えてみたら「菖蒲」って
生えているのを見たことがあるだろうか?

ハスはよく見ますが、池のそばにいない私は、
あまり菖蒲を認識していない。
「アヤメ」とは、実は別の植物みたいですね。

ただ、その分布は世界中に広がっていて、
薬効は古代エジプトのころから
認識されていたとのこと。

怪我や病気の治療だけでなく、
媚薬としても使用されたとか……。
そんな効果があるんだろうか。

日本では、「菖蒲=ショウブ=勝負」
ということで、
武士たちに支持されて、広がっていきました。

画像、清正公で売っている
「勝守」も、加藤清正の武勲に
「菖蒲(勝負)」をなぞらえ
必勝祈願のお守りにしたものですね。

ただ、「菖蒲」と武功を結びつけたのは
日本オリジナルでなく、
「太刀に似ている」ということで、
古代中国でもすでに武人たちに
重んじられてきたとか。

のきに吊るして、
邪気を追い払う習慣があったようです。

これを最初に導入したのは武士でなく、
平安時代の貴族たち。
彼らの間では、菖蒲を薬玉にして、
身分の高いもの同士で交換する
習慣もあったとか。

スーパーなどでは、
菖蒲は5月5日の前しか手に入らない。
でも、ネットなどでは1年を通じて
買えるようですね。

一度、お風呂に入れて
試してみてはいかがでしょうか?

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