渋谷区恵比寿の縄文時代!!

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画像は広尾と恵比寿の中間あたり、
といって、ガーデンプレイスからもちょっと遠く、
社会教育会館があるくらいで
あまり来る人も少ない場所ですが、
「豊沢公園」という場所です。

まあ、子供がどれくらい
遊んでいるのかもわからない。
ちょっとしたブランコ程度の、
遊具があるくらいの小さな公園です。

ただ、「豊沢の地」という記念碑があり、
広尾から恵比寿周辺、
あるいは白金高輪辺りの
「豊沢」という地名の名残を伝える
モニュメント的な場所になっています。

豊沢という名の通り、
ここは水辺で、自然が豊かな場所だったんですね。
確かに近くを渋谷川が流れています。

今からは考えられませんが、
川で魚をとり、
引いた水で作物をつくる人々が
のどかに暮らす場所だったようですね。

じつはその歴史はものすごく古く、
すぐそばで縄文時代の
貝塚が発見されていたりします。
「豊沢貝塚」というものですね。

東京という町が発展したのは、
ご存知の通り、徳川家康が
江戸の町を切り拓いてから。

現在よりもずっと海岸線が内側で、
陸地も低湿地帯で、
農作をするには荒地でしかありません。

ただ、自然には恵まれ、
豊かな水を湛えている……ということもあって、
縄文時代の遺跡は
非常に多くあるんですね。

品川区と大田区にまたがる
「大森貝塚」は有名ですが、
虎ノ門だとか、三田だとか、
お茶の水や九段、上野や市谷からも
貝塚は発見されています。

恵比寿もそんな地域の一つ、
決して新興のエリアなんかでなく、
日本の歴史が始まった頃からの
ありがたい地域ではあったんですね。

私もその近くに住んでいるのですが、
よく覚えておきましょう!

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