僕はずっとルーキーだった……イチローさん殿堂入りの言葉

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「僕は最初からずっとルーキーだった」

「エラーをしたくないから、
せっせとグラブの手入れを行ない、
コツコツと練習をする。
小さなことをずっと続けてきたから、
今の僕があるのだと思っている……」

日本時間の28日、朝の6時過ぎでしたが、
ニューヨーク州のクーパーズタウンで
野球殿堂入りのセレモニーがありました。

日本人初のメジャー殿堂入りを果たした
イチローさんのコメント。
本当に素晴らしかったですね。

「野球がなければ、僕はダメな人間だった」
「野球が僕に人生を与えてくれた」

私たちにだって、やればできるのだ……と。
現役時代にたくさんの人間に勇気を与えてくれた
イチローさんですが、
これからも私たち、
ことあるごとに励みにしていきたいです。

その前にスポーツ報知さんで行なわれた
インタビューで、イチローさんは、
こんなことを答えています。

「今でもうまくなりたいと思っている。
それは大きなモチベーションだからね、僕の中で。
それを毎日持っていた。終わりがない」

だから現役を退いた現在でも、
練習をしているのだとか。
まさにいつまでもルーキー、
自分の「今」をいつまでも成長させたいと
考えているわけです。

そうだよな……と思うのは、
長く執筆の仕事をやっている私でも、
たまに批判されたり、要望に合っていないと
ダメ出しされることはありません。

先日もありました。
「正直、既成の本の枠で仕事をしてきた
夏川さんでは、
私たちの希望に応えられないと思います」

落ち込んでしまったのですが、
本当はこんなときこそ燃え上がりたい。
「たくさんの仕事をこなしてきたからこそ、
要望に必ず応えられると思います。
ぜひ、やらせてください……」なんて。

まあ、なかなかそれは
許してもらえないかもしれませんが、
いつまでも自分をゼロに戻し、
「ここからでも自分は成長できるのだ」と
信じていきたい。

そのために小さな努力は、
ずっと続けていきたいですね。

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