感謝すべき「東京の山」

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8月11日は、「山の日」ですね。

なぜ、山の日なのか?
実は大した根拠もありません。

・世界標準に合わせ、休日をもっと増やそう!
・「海の日」を作ったのだから、
今度は「山の日」ではないか……?
・どうせなら、お盆の時期に合わせたほうが
みんな喜ぶよね。
・じゃあ、8月12日。おっと、この日は
御巣鷹山の飛行機事故があった日だ。
祝日には不謹慎だから11日にしよう……。

そんなふうにして
2014年に強引にできた休日。
ピンとこないのは、当然かもしれませんね。

それで「山に親しむ機会を得て、
山の恩恵に感謝する」のが、この日の趣旨。

むろん国土の70パーセントが
「山」である日本。
誰しもが恩恵に預かっているのですが、
生まれも育ちも東京である
私の場合はどうだろう……?

じつは東京23区内にも自然の山があり、
江戸時代から庶民に親しまれていました。
有名なのは、愛宕山、待乳山、飛鳥山の3つです。

そのうち標高26メートルで、
最も高いのは港区の「愛宕山」です。

画像は葛飾北斎が描いた絵ですが、
歌川広重も描いています。
虎ノ門あたりにあり、
愛宕神社があるところですね。

なんだ私にとっては、馴染みの場所!

近くで勉強会をしたときには
必ずお参りに行ったし、
「出世ができる」という階段も有名ですよね。

弁天様の池があったり、
NHK放送博物館があったりと、
なかなか楽しい場所でございます。

こちらが「自然の山」ですが、
これより高い「人口の山」も
東京にはあります。
これが新宿区の「箱根山」ですが、
えっとどこかで聞いたことがある……。

よく考えたら、私の大学の裏手にあり、
かつてはしょっちゅう
行っていた場所でした(笑)

そんなわけで東京に生まれながら、
じつはちゃんと山に親しんできた私。
日本人は皆、山にお世話になっている
……ということです。
忘れちゃいけないですね。

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