羽田から飛びだった最初のお客さんは?

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8月25日は、
「羽田空港」が開校した日だったそうです。
戦前になる1931年のこと。
94年前の出来事でした。

現在、私が住んでいる場所は、
ちょうど羽田へ行く飛行機が、
降り立つ準備をする区域。
毎日たくさんの飛行機は、
まるで手を伸ばせば届きそうな距離で
飛んできます。

なんでも年間45万5000の航空機は、
羽田空港を行き来しているそうですが、
もちろん成田を越えて国内1位。
世界で5番目に多いとか。

確かコロナの頃にルートが変わって、
空が賑わうようになりましたが、
もはや慣れてしまいましたね。

ただ羽田空港が出来上がった当時、
最初の便は日本領だった大連行きでしたが、
乗客数はといえば、ほとんどゼロ……。

どうしてかといえば、
航空券が高すぎて、誰も購入できなかった
……という話ですね。

代わりに大連のカフェを
日本風にするためにと、
6000匹の鈴虫やマツムシが
乗客として乗せられたそうです。

記念すべき乗客が、
まさかの昆虫でした……。

「東京飛行場」として建設された
羽田空港。
じつは当時すでに航空会社はあり、
立川にあった陸軍の飛行場を使用していました。

ところが1923年に、関東大震災が勃発。

復興物資を運ぶのためには、
東京の中心に近いところに空港が必要だ
……ということで、
壊滅的な被害を受けていた羽田のエリアを
巨大な空港にしようというアイデアが
生まれたそうです。

戦後は空港も米軍の管轄下に入りますが、
1952年に日本政府へ返還。
それから「東京国際空港」となり、
現代に至っているんですね。

100年目を迎えるのは、
2031年になりますが、
その頃には飛行機の量ももっと増えるのか。

まだまだ空港の発展は続きそうです。

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