何のための場所? 東京臨海広域防災公園

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

こちらの気持ちのいいほど広い広場。
真ん中にあるのは風速を測る施設なのか?

臨海部の高層ビルと、
秋の空のコントラストが美しいですよね。

にしても、この広い場所、
東京ビックサイト(国政展示場)のそばにある
「東京臨海広域防災公園」だそうです。

何のための場所かといえば、
首都直下地震などの大規模な災害があったとき、
ここを対策本部とし、
広大な広場をベースキャンプにするとのこと。

そういえば、かつて東日本大震災の
ボランティアに参加したとき、
東松島だったと思いますが、
役所前の広場か公園がベースキャンプとなり、
自衛隊のテントや情報センターが設置されていました。

なるほど東京で何かがあった場合のため、
あらかじめその場所は設定してあるんですね。

全体図を見ると、大きなヘリポートがあり、
また「そなエリア」という展示施設は、
そのまま耐震設計の本部棟として
使用できるようです。

でも、こんな臨海部の埋立地が
本部にできるくらい安全なのだろうか……?

何でもここは「有明の丘」として
海抜8メートルにまで
地面を盛っているとのこと。

だから津波の被害は可能性が低く、
いまどきの建設技術で
液状化も問題ないということなのでしょうね。

「そなエリア」の中にある情報を見れば、
その辺はよくわかるのでしょう。
頻繁にここでは、
防災関連のイベントも行なわれているそうです。

といって、使えるのかそうでないのか。
そんなことは災害が
起こってみなければわからないこと。
知る機会は絶対に、
起こってほしくはないですよね。

たまたま近くで用事があったので、
時間潰しに寄っただけでしたが、
中で遊んでいたのは
人間より鳥のほうが多かったかもしれない。
こちらムクドリか。

まあ、こんな感じで、
この公園が永久に
のどかな場所であってほしいですね。

関連記事

ページ上部へ戻る