「ベネズエラ」という国の始まり

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

画像は「グアイカイプーロ」という人の像で、
大航海時代の侵略者と戦った、
ベネズエラの英雄なのだそうです。

そもそも「ベネズエラ」という国の名前は、
「小さなベネツィア」という意味なのだとか。

15世紀のコロンブスの新大陸発見後、
ヨーロッパ人がアメリカ大陸へ
押し寄せてきたとき、
この地方の人々は、
湖の上に「水上集落」を作って
生活していたんだそうですね。

それで「小ベネツィア」になったとか。
一説ではあるようですが。

その後、現在の石油とも似た話ですが、
「この国に黄金がある」という噂が流れ、
大量のスペイン人が押し寄せ、
侵略が始まることになります。

そのスペイン人と戦った先住民のリーダーが
グアイカイプーロさんだったそうです。

周辺民族を一つに束な、
侵略者に対して果敢に戦いますが、
善戦むなしくベネズエラは占領されてしまった。
そこから欧米支配の歴史が始まるわけです。

それでも民族の英雄になった
グアイカイプーロさん。
トランプさんが拉致したマドゥロ大統領の先代、
チャペス大統領が
国のシンボルにしましたが、
こうした伝統があるから、反アメリカの政策が
一貫してなされたわけですね。

日本という国は、
統治下にあったときですら独立を保たれ、
およそ「征服されて、国を失う」という
経験をしたことがありません。

でも、それは非常に特殊なことで、
アメリカを含めた、南北アメリカの国も
たいていは征服者が建国した
国家の延長ですし、
中国はそれこそ周辺民族による征服と、
漢民族の再征服を繰り返した国。

だから「国を失う」という恐怖は
伝統的に持っているし、
過激な意見を持った人間は常に出てくるし、
命懸けで争うのは
当然と思っている部分もあるわけです。

今回の出来事が世界をどう動かしていくのか。
その判断は難しいのですが、
いろんな意見に惑わされず、
私たちは冷静に物事を見ていくことが大切ですね。

何よりこれ以上、
多くの命が失われずにすむよう、
心から願います。

関連記事

ページ上部へ戻る