「頑張っている人」をちゃんと讃えることができているか?

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「1本のホームランや1本のヒットというのは
すごくいいんですが、そこで満足せず、
また明日、明後日とつねに打ちたい」

こちらはYahooニュースより
ヤクルト・スワローズ、村上宗隆選手の言葉。
しばらくメジャーの
大谷翔平さんばかり注目していましたが、
9年くらいぶりで王貞治選手の
ホームラン55本に並んだそうですね。

歴代1位かと思いきや、
9年前に同じヤクルトのバレンティン選手が
ホームラン60本を打っているとのこと。

この際なので、
ぜひそこまで打っていただきたいものです。
メジャーではジャッジ選手が、
それくらい打ってますものね。

にしても、まだ22歳の村上選手です。
チームも優勝間近な感じですし、
今年の活躍は本当にすごいものがあります。
ついに日本にも、
本格的なバッターが登場したような雰囲気です。

バッターだけではありません。
今年の日本のプロ野球では、
完全試合やノーヒット・ノーランを成し遂げる
若手の選手が数多く登場しました。
佐々木朗希投手などですね。

その理由には、村上選手の言葉のように、
周囲の状況に惑わされず
ストイックに自分が望む理想に合わせ
ひたむきに練習するような
「努力家タイプ」の選手が増えているからなのかな
……という気がします。

そんなタイプのお手本が、
多分、今、メジャーで大活躍している
大谷翔平選手なのでしょう。
周りから見ればアホみたいな練習量を
なぜか楽しくこなしている。
だからバッターとピッチャーの両立なんていう、
常識外れのことを自然にこなします。

一方でビジネスの状況を見れば、
コロナ禍だったこともあり、
日本ではずっと「のんびりやればいいや」といった
風潮が大きくなっているような気がします。

なぜか今のコロナの状況下で
一生懸命にお客さんを確保しようとする人より、
とっとと会社を離れて田舎暮らしを選ぶ人が
賞賛されたり……。

もちろん、それは生き方の1つで悪くないのですが、
野球の世界では、周りがどうであろうが
ストイックに努力した人が、
結果を出してヒーローになった。
それが多くの人に「自分も頑張ろう」という
モチベーションを与えたのかなと思っています。

そういうふうに「頑張っていること」を
普通に評価する体制が会社に戻っているだろうか?
コロナからの復活は、
そんな簡単なことから始まるのかもしれません。

ぜひ自分の周りの状況を考えてみてください!

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