寒い寒い、成人の日

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ものすごく寒い日が続いていますが、
1月12日は「成人の日」です。

成人年齢が18歳になったことで、
20歳での成人式をやらない……という人も
増えているそうですが、
それでも寒い中、着物を来たり、
スーツを着たりして出かける方もいるでしょう。

どうぞ気をつけて、
くれぐれも飲みすぎないように
注意してほしいですよね(笑)

はるか昔のことになりますが、
じつは私が「成人式」を迎えたときも、
雪が降って、大変な日になっていました。

私よりも着物を着た女性たちが大変で、
使用人のようになっていた記憶があります。
明日も雪になるところでは、大変そうですよね。

でも、そもそもどうして、こんな寒い時期に
成人式をするのだろう?

実際、欧米にも「成人年齢」を祝う
パーティはあるのですが、
個々人の誕生日にやることがほとんど。
全員一律の「成人の日」をする国は、
どちらかといえば少数です。

日本に「成人の日」があるのは、
もともと旧暦の1月15日に
「元服の儀」が行なわれたから。

私が成人になったときも、
まだ15日が「成人の日」として
固定されていた時代でした。
第二月曜日になったのは21世紀になってからですね。

この日は「小正月」にあたる日で、
最初の満月がくる日。
だから、ここで
「自分はすでに成人である」と宣言することが、
年の冒頭で都合がよかったわけです。

何に都合がいいかといえば、
結局のところ「戦」ですよね。

近世以前の武士の世界、
動ける男子には、とっとと戦に参加して、
手柄をあげてほしい。

同時に自分が死んだときも、
子供が元服していないと、後継者として選びにくい。

ようは武家の都合で、
年齢も若くなった現在よりもずっと前倒しで、
15歳とか16歳で行なうことが多かったわけです。
ある意味、非情な掟だったわけですね。

大人になるということは、
すなわち役割や責任が与えられ、
義務も多く背負わなければならなくなる
……ということ。

それを考えたら、本当の成人式は、
むしろ社会人になる時期なのかもしれないし。
今どきの子は、
もっと前に自立するのかもしれない。

とはいえ、素直に年を経たことを
お祝いしたいとは思います!

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