本の紹介5 『ミニマリスト仕事術』

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新しく発売された本の紹介ですが、
ミニマリスト仕事術
という本。
大和出版さんより、1月19日に発売されました。

一般的に「ミニマリスト」というのは、
「最小限を良しとする生き方」を望む人のこと。

すると、「低収入で効率よく生活する」とか、
「ものを持たないシンプル生活」とか、
「仕事に縛られないスローライフ」のようなものを
想像する方もいらっしゃるでしょう。

一部は重なるのですが、本書における
「ミニマリストの仕事術」とは、
「やらなくていいこと」を極力排除して、
「自分のやりたいこと」に時間やお金を集中させる術。

だから実行すると、次のような成果を期待できます。

・「やりたいこと」だけができるから、
結果をどんどん出し、理想的な仕事を追求できる
・時間やお金を、自分にとって価値のあることに集中させられる
・「自分の好きなものや人」に囲まれ、幸せ感に溢れた人生が確約される

実際に本書の著者、南和繁さんは、
GOOD DESIGN賞も受賞した大ヒット商品、
「薄い財布」で知られる雑貨ブランド
「abrAsus(アブラサス)」を立ち上げた方。
さらにマレーシアに日本食レストランを作ったり、
日本で新しいコンセプトのホテル業を始めたりされています。

なんでそんな関係のなさそうな事業に
次々と挑んでいけるのかといえば、
「面白そうなこと」のみにとことん集中し、
それ以外のことを排除して、
「やりたい」を実現させてきたからなんですね。

具体的に本書で述べられるのは、
「スケジュールの立て方」であったり、
「お金の使い方」であったり、
「人間関係の作り方」であったりと
非常に具体的です。

決して妥協するのでも、
高いレベルを望まないのでもない。
好きなものはとことん大切にし、
必要のないことに縛られないようになるだけ。

私たちは案外と「会社員だから仕方ない」とか、
「社会のルールだから」と言い訳して
しぶしぶ受け入れていることがある。
そういう「人生をつまらなくしているもの」に
時間を取られなくすることこそ
一番大事なことなんですね。

何より考え方を最優先で変えてくれる本、
おススメです!

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