豊洲にあった謎の機関車

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

こちらは、たまたま見つけた「機関車」。

「ゆりかもめ」の豊洲駅から
新豊洲駅の中間くらいの場所ですが、
なんとなく新橋を彷彿させる
蒸気機関巣の展示。

しかも遊園地で走っているような
可愛らしいデザインですが、
こちらはイギリスで19世紀に作られた
「403号機関車」
という古い形式のもの。

品川発の日本最初の鉄道に導入され、
その後、現在の「西武鉄道」の
前進となった「川越鉄道」の
車両として使われたのだそうです。

ちなみに、その機関車が乗っている土台は、
「高輪築堤」の
築石を復元させたもの。

この「高輪築堤」とは、
品川沖で機関車の通る線路を敷設するため、
東京湾上につくられた
埋め立てによる堤だそうです。

明治の頃のものですが、
今の「高輪ゲートウェイ」駅をつくるとき
発見されました。

「403号機関車」も
その上を走っていた……ということで、
ここに土台として飾れているようですね。

でも、なんでこれらが、
新しい東京の埋立地である
江東区の豊洲にあるのだろう?

じつはこの場所、
「芝浦工業大学附属中学」の
敷地の中であるとのこと。

この学校、もとは
「東京鐡道中学」という
運転手さんなどを育成する
学校だったんですね。
その100周年記念にあたり、
機関車と高輪築城の跡が寄贈されたそうです。

なるほど、新しい鉄道のある街に
相応しい場所ではあるのかもしれませんね。

近くにはこんなふうに
埠頭のある公園も広がっていました。
鉄道ができた頃の品川付近も、
こんな感じだったのでしょうかね。

関連記事

ページ上部へ戻る