気遣いされる仕事の効果

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4月の後半というのは毎年のことと思いますが、
今年はコロナ明けという影響もあるのでしょう。
建設事業がたぶん一気に進んでいるせいで、
道路工事をしているところが、ものすごく多いですよね。

ジョギングとかウォーキングをしていると、
「こっちを通ってください」と
道の規制をしているところに
結構ぶちあたります。

その中で道路の案内をしてくださる方は、
警備員の扱いになるのでしょうかね。
制服を着て、案内棒のようなものを持っていますが、
結構お年の方も多いのでしょうか?
人それぞれで個性がありますよね。

「本当にご迷惑をおかけします……」と
丁寧な方もいれば、
無愛想で「こっち!」と指示するだけの人もいる。

あまりに無愛想だと工事作業の方も仕事を止めず、
動いているクレーン車の脇を通るときなど、
ちょっと怖いこともあります。
「人が通っているの、わかっているのかな?」と
なんとなく工事中の人にアピールしながら、
隣を歩いてみたり……。

よく考えてみると、これを私がやるのでは、
あまり案内人の意味がないのではないか?

逆にものすごく仲間にアピールしてくれる方もいます、
マイクみたいなので、
「これからランナー通ります!」なんて。

「おお、ランナー通るぞ!」と、
そのときはちょっと得意げに脇を駆け抜けたり(笑)

画像の道は非常にキレイな漢字ですが
これも警備員の方に案内されたあとでした。

「整備したばかりなので、足元に注意ください。
転ばないように気をつけてくださいね」

ものすごく丁寧に気遣ってもらって、
ここを通りました。
「いや、大丈夫でしょう」と思いながらも、
けっこう慎重に……。

でも、こうした道案内ひとつで、
こちらも気分は変わりますよね。

丁寧にやろうが、あるいは適当にやろうが、
道路の警備員さんの給料は、
そう変わらないのかもしれない。

でも、じつは朝早くに気持ちよく案内された方が、
出勤したあと気分をよくして仕事をしたとしたら、
じつは警備員さんの態度一つ
経済効果だって変わるのでないだろうか?

実際、警備員さんには一流会社を務めたあと、
アルバイトのような感じでやっている
元エキスパートの方もいると聞きます。

いずれにしろ、周囲に好影響を与える方の仕事は、
ちゃんと評価されてほしい気もしますね。
簡単なことで、仕事の価値は何倍にもなります。

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