伝説を作る人とそれを追いかける人

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

「僕は、自分に最も多くを求める人間だ。
だから、このワールドカップでプレーできるかどうか
確信が持てなかった。
完全にフィットした状態で臨みたかったから。
だから今は神に感謝している。
何よりもチームに助けられた。
彼らの努力と犠牲のおかげで、
僕はピッチに立てることを許されている」

こちらは準々決勝のエジプト戦での言葉ですが、
完全に今大会の主役になりました。
といって全大会もそうだったのですが、
やはり世界のサッカーは、
まだまだこの人の時代から変わっていないらしい。

リオネル・メッシ選手ですね。
ベスト4でも、2アシストの活躍で
イングランドを破り、決勝戦へ進出しました。

決勝戦で当たる、スペイン、ヤマル選手が
赤ちゃんの頃に、当時20歳のメッシ選手が、
ボランティアでお風呂に入れていた写真が
話題になっています。

若い選手が多く台頭しているワールドカップ、
ほとんどは、彼に憧れ、そのプレーを真似ながら
サッカー選手の道を志した人間ばかり。

「絶対に彼を敗北者にさせまい」と奮起し続け、
ことごとく試合をひっくり返してきた
アルゼンチン代表の仲間たちも、
彼を越えようと
必死にもがいたイングランド代表も、
特別な思いでこのレジェンドに
対峙したんだなと思いますね。

ラフプレーで物議をかもしている
イングランド代表・ベリンガム選手は、
反省するとともに、
「あなたならこの程度の反則にも耐えられるだろう」と
メッシ選手に発言したことを明らかにし、
世界最高の選手と戦えた喜びと、
どうしても超えられなかった悔しさを表明しています。

不発に終わった主将のハリー・ケーン選手も、
「来年も彼のように、走れる体力を維持して
戻ってきたい」と表明していました。

新旧交代とは言いますが、
「旧」には絶対に「新」に負けたくない
維持があるんです。

衰えを感じ、たくさんの「できる仕事」を奪われ、
褒め称える機会が減りながらも、
チャンスとあれば「新」を打ち負けし、
「まだまだだね」なんてマウントをとりたい……。
あっ、けして自分のことではないですよ(笑)

それを「新」は打ち破りながら、
新しい頂点を目指す。
今回のワールドカップで、
私たちは最高の瞬間を目撃できている気がします。

3位決定戦を除けば、あとは決勝戦のみ。
「厳しい戦いになることを期待している」
とは、メッシさんのすごい言葉ですが、
本当に楽しみです!

関連記事

ページ上部へ戻る