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偉大なる「オーガスト」
- 2026/8/3
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いつのまにか8月になっていましたが、
本当に早いですよね。
暑くなったら、もう「残暑」ですから。
破壊的な暑さが続きますが、
被災されている方々は心配されます。
電気や水道だけでも、早く回復してほしいですね。
さて、その8月ですが、
英語では「オーガスト」と呼ばれています。
こちらはよく知られている通り、
ローマ皇帝の名前をとったもの。
かつてローマ帝国のトップに君臨し、
周辺国家を平定して国を安定したついでに、
暦法も改正した
「ユリウス・カエサル」という人がいました。
英語だとジュリアス・シーザーですね。
シーザーは従来の月を2つ追加して、
そのうち自分の誕生日だった7月に
自身の名をつけて「ジュライ」としています。
で、カエサルのあとを継いだ
初代皇帝・アウグストゥスが、
もう1つの月に自分の名をつけ
「オーガスト」になったとされます。
ただ、ちょっと違っているのは、
このローマ初代皇帝・アウストゥスは、
圧倒的なカリスマでありながら、
周囲の人々に反感をかわないよう、
地味で質素な生活を徹底した方です。
なんせ叔父の先代カリスマは、
「ブルータスお前もか」で知られるように、
志半ばにして暗殺されています。
それを目にして権力闘争の怖さを
よく理解していたわけですね。
そんな皇帝が、月の名称を変更させ、
自分の名前をつけるだろうか?
疑問だったのですが、
もちろん事実はそうでないと。
皇帝の偉業を記念して、
元老院、つまり現代でいう「議会」が、
第六の月「セクスティリス」を「オーガスト」に
変更することを決めたそうです。
そもそも「オーガスト」の名称は、
皇帝の称号で、本名でもありません。
「オクタヴィアヌス」が生まれ名。
また8月は彼の誕生日でもなく、
エジプトで反旗を翻していた
アントニウスとクレオパトラ女王の
連合軍を破り、
エジプトをローマに編入した月なのだそうです。
紀元前30年のことですね。
その後、アウグストゥスは
75歳までの人生をまっとうし、
彼の後を継いだ皇帝たちが
「パックス・ロマーナ(ローマの平和)」と
呼ばれる最盛期を生み出します。
いまから2000年以上も前の話ですが、
引き続きその名を使用している現代人は、
由来を知っておきたいですね。




