いつも「明日に向かって」行動しよう

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「希望を持つだけでは、何も変わりません。
夢を実現するには、
希望を行動と結びつかなければならないのです」

自己啓発書ではよく紹介されるこの言葉、
俳優であり、映画プロデューサーとしても
アカデミー賞を受賞している名優、
ロバート・レッドフォードさんですね。

往年の映画ファンには残念なことですが、
16日に89歳でお亡くなりになったことです。
お悔やみを申し上げます。

どれくらい、その出演作を観ただろうか……と、
思ってしまいますが、
出世作となったのは何といっても
ポール・ニューマンさんと、
実在した西部開拓時代の銀行強盗を演じた
『明日に向かって撃て』でしょう。

このときレッドフォードさんは、33歳でした。

実はそれまで散々、
挫折だらけの人生を送ってきたとのこと。

というのも、レッドフォードさんはそもそも。
野球選手になるはずだったそうなんですね。

アメリカの高校野球でピッチャーとして活躍し、
コロラド大学に特待生として招かれ、
将来はメジャーリーガーになることを期待されます。

ところが、未成年での飲酒が発覚し、
特待生の資格は抹消。
大学も中退することになってしまいました。
当時から、アメリカのスポーツ界は
厳しかったのですねえ。

野球選手の夢をあきらめたのち、
放浪しながら画家を目指したそうですが
それもうまくいかない。

20代後半から俳優の道を志しますが、
まったく売れない日々が
何年も続いていたそうです。

そんな時代に俳優として名声を得ていたのが、
10歳くらい年上のポールニューマン。

彼は同じ俳優であるスティーブ・マックイーンと、
『明日に向かって撃て』の脚本を買い取り、
映画化しようと画策していたのですが、
マックイーンのほうが出演できなくなってしまう。

そこで、たまたま目に止めた無名の俳優に
相棒役をオファーしたわけです。
これがロバート・レッドフォードさんだったんですね。

『雨にぬれても』といえば、
この『明日に向かって撃て』の主題歌ですが、
「何かやろうとすれば、
だいたい私たちはどしゃぶりの雨に遭う。
それでも挫けず、前に向かって行こうよ……」
という曲。

銀行強盗団として、
最後は警官隊に囲まれながらも、
未来を語りながら、
銃を手に突撃していくラストシーンが有名ですが、
どんなときも諦めずに前に進もうとしていきたい。
お悔やみを申し上げます!

画像はその後、
ポール・ニューマンさんと再び組んだ大名作。
『スティング』よりですね。

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