
「わたしの考えでは、
これまでに成功してきたことも、
必要となれば変えなければならない
ということである。
私は、今がそのときであると考える」
こちら紀元前4世紀から3世紀のころ、
ほぼ地中海を制していた
カルタゴの国を破り、
ローマ人による覇権の礎をつくった将軍、
大スキピオ(スキピオ・アフリカヌス)の
言葉になります。
カルタゴといえば、
北アフリカのチュニスに入植した
フェニキア人という商業民族が
つくった国。
つまり、現在の「チュニジア」です。
かつて名将、ハンニバルがローマを
コテンパンに痛めつけながら、
最後は大逆転したローマに滅ぼされたのが
カルタゴの歴史。
そんな歴史と戦略や戦術の話を
リーグ戦のどこかでしようと思っていたら、
それ以上に、日本代表はむちゃくちゃ
強かったですよね(笑)
こんなに圧倒するとは驚きですが、
考えてみれば、控えのメンバーまで
ほとんどヨーロッパの競合チームで
プレーしているのが、日本代表のメンバーです。
確かにチュジニアもその点は同じですが、
所属チームを見れば、
普通に日本選手たちのほうが
レベルも高いように見える。
もう、「アフリカの中堅どころ」
くらいのレベルでは、
ほとんど心配するに当たらないのが、
現在の日本チームみたいですね。
歴史を振り返れば、
今も若い選手の名前に使われるくらい
英雄視される名将ハンニバルを用いながら、
この将を王族たちがあまり信用せず、
最後は内部崩壊していったのがカルタゴの歴史です。
詳しくは画像、
塩野七生さんの『ローマ人の物語2』を。
なんだか監督解任もあり、
チームづくりに失敗していた
チュニジアのチームを彷彿します。
一方で若き軍人だったスキピオに
全権を任せて自由にやらせるくらい
度量の広さで勝利した古代ローマ。
日本はキャプテンがいなくなっても、
ゲームメイカーが怪我して欠場しても、
出た選手たちに合わせて
臨機応変に戦うことがちゃんとできていますね。
にしても、上田絢世さんというのは、
あらためて凄いなぁ。
スウェーデン戦は残っているものの、
間違いなく日本は、
トーナメントには上がると思います。
あとはブラジルか、モロッコか、フランスか。
今の日本の強さが、
優秀候補クラスにまで通用するのか。
楽しみにしたいですね。




