初心を貫くことが一番大事!

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

「高校を卒業出来たら、
出来る事なら大学に入って、
化学や物理の研究をしたい。
それは現在できているプラスチックを研究して、
今までのプラスチックの欠点を取りのぞいたり、
色々新しいプラスチックを作り出したい」

清々しいまでの
「プラスチックおたくぶり」ですが、
こちらは1982年にノーベル化学賞を受賞している
白川英樹博士が
中学生のとき卒業文集に寄せた言葉。

残念ながら8月24日に、
90年の人生を閉じたとのこと。
7月にはノーベル賞医学者の
利根川進博士が亡くなっていますが、
かつて私が書いた
『奮い立たせてくれる科学者の言葉90』で
紹介した日本の頭脳が、
どんどん世を去ってしまうのは悲しいことです。

お悔やみ申し上げるとともに、
本当にありがとうございました!

そこで、あらためて白川博士が
中学生のときに記述した言葉ですが、
なんせ時代が時代です。

1936年の生まれと言いますから、
子供時代はほとんど戦中。

実際、生まれてすぐ
日本統治下の台湾に連れられ、
終戦間際に引き上げ、
その後は飛騨高山へ疎開したらしい。

そんな時代に、
プラスチックどころか科学の研究自体が
夢のまた夢……だったと思うのですが、
それでも希望を持ち続けたんですね。

実際、化学の道を志した白川さんは、
塩水をひたした新聞とか、
マッチの燃えかすとか、
手に入るものを使って
“化学の実験”を繰り返していたそうです。

そんな信念が、やがてアメリカに渡っての
「電気を通すプラスチック」の
開発につながりました。

世の中が変化し、
環境が変わったりすると、
だんだん私たちは初心を忘れてしまいます。

本当にやるべきことや、
やりたいことから逃避し、
ついつい安易にできることや
惰性のようなことに流されがちになる。

やがて気づいたら、
何も自分が進歩していない……なんてことは、
起こりえますよね。

だから少しでも、できることを探して、
自分本来がやるべきことを守り続けていたい。

そうすればいつの日か、
突破口は見つかるということを
優れた先輩たちは教えてくれています!

関連記事

ページ上部へ戻る