読書日記『ずるい考え方』

六本木の
アカデミーヒルズで行なわれている
「個人事業研究会」
などで活躍している
創客営業研究所代表、木村尚義さん。
その方の本がこちら。
『ずるい考え方』
(あさ出版、本体1300円)
というものです。

タイトルに「ずるい考え方」とありますが、
別に人をダマす方法ではありません。
「ラテラルシンキング」
という思考法の入門書です。
ラテラルシンキングが何かといえば、
「思考の枠を取り払って考える方法」で、
ちょうど「ロジカルシンキング」の対極に当たるもの。
たとえば、
あなたがウィリアム・テルで、
20メートルの先の子どもの頭に乗せたリンゴを、
弓で射抜かなくてはならなくなった
……としましょう。

ロジカルシンキング(論理思考)だと、
どうすればできるだろうか?
……技術を高める→当日まで練習
……弓の精度を上がる→新しいのを買おう。
なんて、選択肢になりますよね。

ところが、
ラテラルシンキングだと、
前提条件を破ってしまうんです。
よし、
20メートルの矢をつくろう……とか。
思いっきりデカいリンゴはどうか
……とか(子どもが大変ですが)。
中世の甲冑のようなヤツを
子どもに身につけさせようとか……(笑)

こんなふうに、ラテラルシンキングは一気に、
ゴールにたどりついてしまいます。
だからこそ「ずるい」のですが、
実際、ビジネスではそんなアイデアの成功例は多いんです。
しかも、それが松下幸之助だったり、
ヘンリー・フォードだったり、
スティーブ・ジョブズだったり……。
ロジカルシンキングで、なかなかうまくいかない
……という人にはおススメです!