日本で最初の新婚旅行!

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こちら画像は、宮崎と鹿児島の境にある

「高千穂峯」ですね。

アマテラスオオミカミの子孫にして

天皇家の祖、

ニニギノミコトが降臨した山として知られ、

山頂には「アメノサカホコ」という

鉾が突き立てられているそうです。

 

じつは155年前の5月13日、

この場所で日本初の

「新婚旅行」が行なわれたとのこと。

 

行なったのは、

「坂本龍馬とお龍(りょう)さん」の

カップルですね。

どうしてこれが初の新婚旅行かといえば、

坂本龍馬の慰安旅行として

公式に知られているから。

 

2か月前の3月に、

坂本龍馬は京都の寺田屋で襲撃されています。

 

その治療のための旅行に、お龍さんが同行した……。

といって新婚ホヤホヤでなく、

2年くらいが経っていたようですが、

若い夫婦が2人で旅行することなど

ほとんどなかった時代です。

珍しがられたのは確かのようですね。

なんでも当時、

高千穂峯は女人禁制だったそうで、

お龍さんは男性に偽装した姿で

山に登ったとか。

 

慣例破り、掟破り、

それでも「日本初」を

躊躇なく強行してしまうところは、

さすが坂本龍馬さん、といったところでしょう。

ただ、初の新婚旅行の翌年、

坂本龍馬は暗殺されますから、

その後1年半くらいしか結婚生活は

続かなかったことになります。

 

短く濃縮された期間を過ごした2人でしたが、

じつはお龍さんは、その後、

横須賀の呉服屋さんの主人と再婚して

「西村ツル」として

新しい人生を送っているんですね。

 

『龍馬百話』(宮地佐一郎著、文春文庫)

によれば、お子さんもいたそうで、

「回想録」なども残しています。

 

さすが龍馬さんが革新的な人生に選んだ伴侶、

龍馬亡き明治時代も、

たくましく生き抜いたようです。

 

[仕事ができる人の歴史入門]