【本の紹介】モンテソーリ流・つかれない子育て

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新しく発売された、素敵な本の紹介です。

とくに、お子さんのいる方には、
ぜひ読んでおいてほしい本ですね。

ジョーンズ栄理子さんの
モンテッソーリ流・疲れない子育て
という本。
大和書房さんより、本体1400円で発売になりました!

「モンテッソーリ」といえば、
世界でも有名な児童教育のメソッドです。

あの将棋の藤井聡太さんとか、
アメリカではAmazonやGoogleの創業者など、
数々の成功者を輩出している教育法として知られています。

ただ、本書は難しい教育メソッドを解説するのでなく、
毎日の生活で親が子供に対して
「こんなときどうする?」という
些細な対処法を網羅した本!

「子供がおもちゃを散らかしっ放しにしたら?」
「コップのジュースをこぼしてしまったら?」
「お友だちや兄弟とケンカをしたら?」

親の言うことを子どもが聞いてくれない!?
それは意識せずして、親が親のやり方で、
子どもを思うように誘導しようとしている結果
……ということはあります。

そうでなく「モンテッソーリ流」は、
親が「人生の先輩」となり、
子どもを1人前の人間として扱って
起きている問題から「大切なこと」を
自分の力でつかみとっていくようにうながします。

それは決して難しいことではありません、
ただ、出発点の考え方を変えるだけなんですね。
本書を読めば、その意味がよくわかるでしょう。

たとえば、サンタさんって、
あなたはいつまで信じていたでしょうか?

意外だけどモンテッソーリ流の考え方は、
最初から「サンタクロースって、もう存在しないのよ」
「街にいるサンタさんって、あれ、
働いているおじさんが扮装しているのよ!」なんて、
バラしてしまうそうです。
「夢がないんじゃないか?」と思いますよね。

でも、私のように友だちから先に
「サンタさんなんていないんだよ」と
衝撃的なことを教えられ、
「お父さんの嘘つき!」なんて
グレてしまった人もいるはず(笑)

それより「子どもだから」と
ファンタジーの世界を信じさせるのでなく、
大人が必死になって子どもたちを喜ばせ、
みんなを幸せにしようと頑張っている現実世界を
しっかり教えてあげる。

そうやって子どもは、
「クリスマスって、いい日なんだな」
「自分も早く大人になりたいな」と
考えるようになっていくわけです。

つまり、「毎日起こること」の中から
子どもと一緒になって問題と向き合い、
大切なことを1つひとつ学びながら
成長していくための本。

ぜひ親子の関係を変えるために
多くの方に手に取ってほしいです!

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