28年の歳月、私たちは進化したのか?

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1月17日の本日は、
「阪神淡路大震災が起こった日」なんですね。
もう28年になるそうです。

当時は20代で、東京の会社に勤めていた私です。
直接の影響は被っていなかったのですが、
そのときは関西に支社もある
大きな会社に勤めていました。
非常にバタバタしていたのを記憶していますね。

なんせ本当にバタバタしていた……というのは、
実はそのときすでに会社に辞表を出し、
1月末付けで会社を
退職する予定になっていたと思います。

しかもその会社は3月に本社を移転する予定で、
いろんなことがバタバタしていた。
あまりのバタバタで、
私もいろんな手続きを省略して
なし崩し的に追い出されるような形に
なったのではないか。

関西支社の方達が無事だったのが、
何より大事だった感じですね。

退職して転職活動を始めると、
今年はすぐに地下鉄サリン事件も起こりました。
個人的にも社会的にも、
激動の1年になったように覚えていますね。
いろんなことが一新されたように思います。

でも、振り返ってみれば、
その6年後には東北大震災が起こり、
さらに8年後には新型コロナの流行が始まり……と、
定期的に私たちは、
自然災害による困難に巻き込まれているんですね。

そういう流れは、
これからも続いていくのだろうか……。

かつて6000人以上の犠牲者を出した、
阪神淡路大震災。
その後の東北大震災の際は
もっと大勢の犠牲者を出しますが、
じつは「地震による犠牲者」は多くありません。
亡くなった方の多数は、津波によるものでした。

もし阪神淡路大震災から私たちが学んでいなかったら、
もっと多数の犠牲者を出したかもしれません。

ならば、この次に津波が起こったときは、
私たちはあんな悲劇を経験しなくて済むのか。
感染症が次に流行するときは、
人的犠牲も経済的犠牲も出さず、
もっとマシな対応ができるのか……。

当時のことをよく検証しながら、
私たちは常に成長していかなければいけませんね。

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