賢者の言葉10 65歳の彼は生きていたら何をしただろう?

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

「まずは鏡に映っているその人から始めてみよう。
『何か変えるべきことがあるのではないか?』
と、尋ねてみるんだ。
もし、この世界を少しでもよい場所にしたいと望むなら、
何より自分自身を見つめることから始めないといけない」

『Man in the Mirror』
という曲の訳になりますが、
6月25日というのは、
マイケル・ジャクソンさんの命日なんですね。

マイケルが亡くなったのは、2009年。
14年前のことですが、そう考えると、
「まだそれだけしか経っていないのか」と思います。

その死にも、人生にも、
きわめて謎の多い方でした。
ただ一つ言えるのは、収益的には
「史上最も成功したアーティスト」として知られ、
現在でも投資額の上では、
「慈善活動に最も貢献したポップ・アーティスト」
となっていること。

単にお金を寄付しただけでなく、
たくさんの事前活動のプロジェクトを興し、
支援したことを評価して
ノーベル平和賞にも2度、
ノミネートされているんですね。

生きていれば65歳。

といって外見はほとんど
変わらないままでいたのではないか
……と思いますが、
間違いなく今の戦争に対しても
何らかのアクションは起こしていたでしょう。

ウクライナの戦争も、
報道によればとうとうロシア内で反乱が起こり、
新たな展開が生じています。
そういう流れが戦争の終結につながればと、
思う限りですね。

世界で起こっているさまざまな困難に対して、
声をあげてきたマイケル・ジャクソンさん。

でも、その基本は、歌われているように
「自分自身がまず行動すること」なんでしょう

貧困であったり、人種問題であったり、
若い頃から発覚していたという皮膚の病であったり、
さまざまな問題を抱えていた彼ですが、
それでも「皆を笑顔にしたい」という気持ちが
彼を偉大なアーティストに育てていきました。

本質的に誰しも、自分の力で変えられる人間は、
たった一人「自分自身」しかない。
でも、そのことが結果的に多くの人に
変化をもたらすことにつながるわけです。

そのことを忘れてはいけませんね。

関連記事

ページ上部へ戻る