ガス、ガス爆発……!?

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たまにガス会社の人がやってきて、
「定期検診です」なんて、
ガス周りの確認をしてくれることがあります。

会社も安全上、やらなければならないのでしょうが、
「はーい、お願いします」と言って
様子を観察していると、
「問題ありませんでした」と、
普通は数分で済んでしまいます。

ところが昨日は違いました。
「ガスの漏れが発見されました」と、
怖いことを言うのです。
臭いなどはまったくないのですが、
ピーピー鳴る検知器に反応が出ているんですね。

「会社に連絡をとって調べてもらいますが、
構いませんね」

そこで2時間後に、
今度は機材を持った人々がやってきます。
家の脇の地面を掘り、
ガス管の周辺を念入りに調査しだしました。

「すぐ終わりますから!
コンクリートを少し壊しますが、
ちゃんと戻します!」
「はい、お願いします……」

でも作業は、なかなか終わりません。
終わらないどころか、
掘っている範囲もいつのまにか広くなっている。
道具も段々と大型のドリルになり、
人数も気づくと、
2人だったのが6人ぐらいに増えています。

「一体どうしちゃったんだろう……?」

要するに「ガス漏れ箇所」が
見つからないんですね。

家につながっているガス管には、
漏れている箇所なんてない。
でも、検知器の反応は出ている……。

ですから範囲を広げて捜索するしかない。
結局、うちの範囲を超え、
お隣のうちやその隣のうちにも及ぶ、
広大な範囲の探索になっていきました。

それでもう夜、金曜日の段階では、
結局「見つからなかった」んですね。
土曜の朝から再度、業者さんが来て、
広い範囲のでの調査になりました。

おかげで私のほうは、外にも出れないし、
家で仕事をしていても、
すぐに呼びかけられて中断されてします。

厄介な状況ですが、
作業している方々も大変ですね。
ガス管を掘り当てるため、
共用地になっている通路を、
人の高さくらいまで掘り下げることになっていました。

それで午後くらいにようやく、
漏れ箇所が判明!
その昔、家のガス管から別の家に引いていたらしい
古い管に傷ができていたようですね。
そんなのわかるわけがない……。

ともかくは古い管を排除し、
穴を塞ぐことで対処しました。
うちには負担も生じないようですね。

こちらも、やれやれ……でしたが、
1ヶ所の漏れにも、誠意を持って対処する。
こんな作業が、私たちの毎日の
安全を守ってくれているわけです。

たくさんの人の労力があって、
一人ひとりの人間が生きている……。
私たちは忘れてはいけませんね。

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