世界にはまだまだ未発見の財宝が眠っている!?

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最近、日本では腹立たしいニュースばかりが
報道されている現在ですが、
そんなかでYahoo!にこんなニュースが
上がっていました。

マヤの王墓で「ヒスイの石仮面」が発見される!

画像、もう私の世代なら誰しもが思うでしょう。
DIO様じゃん、これ……!

まあ、一応は考古学を大学で勉強した人間です。
これを身につけた人間が、
無敵の吸血鬼になるようなことは申しません。

けれどもマヤの時代、
国王など身分の高い人間が亡くなったとき、
副葬品として身につけていたのが、
この石仮面だとのこと。

マヤの王といえば、ピラミッドに埋葬されますから、
「あそこにお宝があるぞ」というのは
見え見えですから、
長い年月の間に、盗掘されないわけがありません。

でも、「王が身につけた仮面が出てきた」ということは、
未盗掘のピラミッドなんてものが、
果たしてあったのか……?

あったんですね。これが。

今回、『National Geographic』誌で
発掘成果が報告されたことにより、
このニュースが報道されたようですが、
場所は中米グアテマラの紀元350年くらいの
ピラミッド。

厳密にいえば、盗掘はすでにあったようですが、
考古学者たちは未盗掘の場所がないか、
最新のレーザーなどを使って
根気よく調査をしたんですね。
そうしたら「隠し通路」のようなものが
見つかりました。

その通路の先には……。
なんと王の遺体がその当時のまま、
眠っていたんですね。
安寧の眠りを妨げたのは申し訳ありませんが、
今もほとんどわかっていない、
この時代のマヤ文明の痕跡。
歴史的にも価値のある発見のようです。

にしても、私もエジプトで
調査に参加したことがありますが、
まあ「未盗掘の王墓」なんてものは、
ほとんど存在しません。

ほぼ唯一の例外がツタンカーメン王ですが、
すでにその発見からも100年以上の歳月が流れています。

そんな現在でも、まだ見つかっていない、
古代のミステリーがあるのか?……といえば、
要するに「ちゃんとあるんだ」ということですね。
だからまだ、世の中は面白い。

解明される歴史を追うとともに、
これからも新しい発見に期待していきましょう!

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