ゴミ拾いをするカラスの謎!?
- 2025/6/15
- できる人研究所

先日、近所を歩いていると、
地上をぴょこぴょこ飛び歩いている
大きなカラスに遭遇しました。
昔から東京でも、
けっこうカラスの多いエリアに住んでいる私。
子供の頃から、どうも彼らは苦手です。
そんなカラスは、なんとなく
「おい、ちょっと見ろよ!」みたいな感じで
こちらの気を引こうとしている。
何なんだろう?
見ているとマンションの花壇のところに
嘴をつっこみ、何やら土を掘り返している。
そして取り出してきたのは、
黒いビニール袋の破片……。
そしてドヤ顔、何やらこっちの表情をうかがう。
こちらが無視すると飛び去っていきましたが、
一体、彼は何をしたかったのだろう?
ゴミ掃除のアピールなのか……?
一般的にカラスというのは、
むしろゴミを散らかす動物ですよね。
生ゴミなど、食べられるものを探すのでしょうが、
ビニールをつついて解体し、
中身を散乱させてしまう。
だから近所ではバケツに入れたり、
ネットを被せることが徹底されていて、
被害は少なくなっています。
カラスにとってビニール袋などの破片は、
食べられない嫌なものだそうです。
だから、つついては
その辺りに撒き散らす習性を持っているのですが、
今回もその延長なのだろうか?
中に食べられるものが入っていないか
探したのだとは思いますが、
ゴミがあるのを人間に教えている
行動にも見えてしまいますよね。
じつはフランスやスウェーデンなどでは、
カラスにゴミ拾いをさせているようです。
それは今回のようなビニール袋や
タバコの吸い殻を拾ってきたカラスに
一定の餌を与えることで、
町中のゴミを集めてもらうのだとか。
カラスは人間の顔をちゃんと覚えていて、
「何曜日の何時ごろに、この人のところに
ゴミを持って来れば餌をあげる」という契約で
仕事をさせることが普通にできるのだそうです。
日本でもやっているところがあって、
かのカラスは、私がその担当者だと思ったのだろうか?
本当?
まあ人手不足の、この時代です。
ロボットを使うよりはよっぽど安上がりですし、
カラスのコントロールができれば
環境美化にもつながるかもしれない。
日本でも考えていいのかもですね。