これが「犬屋敷」の現在
- 2025/8/25
- できる人研究所

画像は串で焼いたソーセージと、
おおかた飲んでしまった生ビールですが、
じつは先日、用事で中野駅の近くにいたのですが、
夕方に帰ろうとすると、
夜の7時ごろからプロジェクトマッピングで
映画が映し出されるとのこと。
これ、「中野チルナイトピクニック」
というイベントらしく、
「四季の森公園」には、大勢の家族連れの人々が
シートを広げて待っています。
そういえば私が子供の頃も
近所で夜に映画を上映するイベントがありました。
当時はスクリーンですが、
今は正面のビルに映し出すんですね。
映画館より大きくなるんじゃないか……。
すると、ちょっと興味もわきます。
周囲を見れば、屋台やオープンカフェが
たくさん設置されている。
なら、せっかくだから……と、
私も30分くらい、ビールとソーセージで時間潰し、
見学してきたんですね。
まあ、上映は、
都庁や渋谷で見ているマッピングに比べれば、
ちょっと見にくい感じもあっただろうか……。
映画は『長靴をはいた猫』で、
確か自分が子供の頃にやっていた
アニメではないか?
今の子供にささるのかな。
イベントは休日期間の開催だったようですね。
この「中野四季の森公園」という場所。
かつては警察学校があった場所と思いますが、
今は早稲田、明治、帝京大の
3つの大学のキャンパスとつながった
広いスペースになっています。
緑が多いだけでなく、
こうしてビールを飲んでいる周囲も
お客さんは外国の方ばかり。
あまり日本っぽくないですよね。
ソーセージを焼いてくれたのも黒人の方でした。
じつはその昔、5代将軍綱吉が
「生類憐れみの令」を発した際、
犬の保護施設になっていたのが、
この場所だったそうです。
ずっと「犬屋敷」と呼ばれていたとか。
その後も明治時代に軍の施設ができるまで、
庶民の憩いの場所として
利用されたんだそうです。
先の中野サンプラザと合わせ、
まだ再開発は続いているようですから、
次に来るときを楽しみにしましょう。