24年で世界はどれほど変わったのか?
- 2025/9/11
- できる人研究所

9月11日を検索すると、
「愛国者の日」
というキーワードが出てきます。
何があったんだっけ……と。
ああそうか、いつのまにか「911」という数値で、
すぐに出来事が連想できないくらい
過去の出来事になっていたんですね。
今から24年前、2001年の9月11日といえば、
世界を震撼させたニューヨークの
「同時多発テロ」が起こった日でした。
画像は現在のニューヨーク
「ワールドトレードセンター」付近を
Googleマップで検索して
パノラマ写真にしたものですが、
今は犠牲者の名前を刻んだ記念碑が立ち、
「国立9月11日記念館」となっているとのこと。
24年前にここに立っていたのは、
アメリカのシンボルでもあった110階建て
ワールドトレードセンターのツインタワービル。
そこにテロ組織、アル・カイーダがハイジャックした
2機の旅客機が突っ込み、
3000人が命を失い、
ビルは全壊する大惨事となったわけです。
その後、世界は長く
テロとの戦争が続く時代となりました。
対立が煽られ、差別が助長されたかと思えば、
反省と融和の時代となり。
その後、また何らかのトラブルが起こると、
再び分断の時代となり……。
世界はあのとき以来、
まだまだ混迷しているような気はしますね。
当日のことは、まだ覚えています。
会社から帰ると、父親に、
「すごいことが起こっているぞ」と言われ、
テレビを見たら超高層ビルが燃えています。
「何これ?」と思っていたら、
リアルタイム映像でその瞬間、2機目の旅客機が
ビルの中に突っ込んでいきました。
「何が今、起こったの?」
その意味を知ったのは、あとの話でした。
なぜ、マイノリティな人々が
テロリストの過激思想に陥ってしまうのか……?
あの当時はいろいろな議論があり、
私もたくさんの先生にお話を聞いたものです。
大勢の人種が集うアメリカには、
こんな社会的な闇も潜んでいるんだなと、
当時は感じました。
ところがいつのまにか、
いまや日本でも人種の問題が
かなり大きなテーマとなっています。
さまざまな議論はあるのでしょうが、
私たちは歴史に学び、
公平で不満の起こらない世の中を
目指していくことは必要なのでしょうね。