満足しないから成長は続いていく

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「2人ランナーを残して、アウトを取れずに
帰ってきてはいるので。
あそこは中継ぎの人たちがしっかり
抑えてくれたのが、自分としては救われている部分です。
そこで抑えきれれば完璧だったのかなと思います」

こちら、ブリュワーズを4連勝で破り、
ナショナルリーグ優勝、
ワールドシリーズへの進出を決め、
自身もシリーズでのMVPに輝いた
大谷翔平選手の言葉ですね。

ご存知のようにですが、
この最終戦では、野球史に残るような
大活躍でした。

先発投手として、
6回と1/3を投げ切り、
無失点で打たれたヒットも2本のみ。
10三振で、完璧な勝利投手に。

同時に同じ日に1番打者として打席に立ち、
先頭打者ホームランや場外ホームランを含む
3ホームランでした。

おかしいですよね、これ!?
チートマンガとかゲームの世界じゃないんだから。
一人の選手が1試合で、できることじゃないだろう。

メジャーリーグの歴史の中でも
ありえないような優勝決定戦での大活躍ぶり。

あのベーブルースでさえ、
ポストシーズンで投げた日には、
ホームランは打てなかったそうですから。
もう伝説級の試合になりました。

でも、何よりもおかしいのは、
優勝が決まったあとのインタビューでの、
この言葉です。

まったく会見でも喜んでなかったそうですが、
ホームラン3本よりも
完全に敵バッターを抑えたことよりも、
7回の最後に打たれて、
ピンチをつくってしまったことを
悔やんでいるわけです。
どこまで完璧主義なんだか……(苦笑)

まあ、でも、
そんなストイックさがあるから、
こんな前代未聞の大活躍をしているんだなと、
やはり納得しますよね。

自分はまだまだ……。
大成功したあとも、そうやって課題を見つけては、
自分を高めてきた人だからこそできること。

その生き方は本当に過酷だと思うのですが、
少しでも見習って
自分の伸び代を増やしていきたいですね。

あとは世界一を決めるワールドシリーズのみ。
相手はまだ決まっていませんが、
活躍を期待したいです。

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