何十年ぶりにクローゼットの中を片付けてみれば……

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12月13日は、
「大掃除の日」だったのだそうです。

なんでも江戸時代に使われていた
太陰暦の暦法では、
この日が「鬼宿日」という
設定になるそうです。

「二十七宿」というものですが、
「鬼」だから縁起が悪いのか……といえば
そうでなく、
婚礼以外は「吉」だとのこと。

そこで年末だし、来年の準備をするのに
「最も都合のいい日」
ということになったんですね。

「お正月事始め」として、
煤払いなどの大掃除をして、
山に松を取りにいって
門松をこしらえる日となりました。

暦法が変わり、太陽暦になった後も
地方によっては、その習慣が続いていたとか。
まあ、一般の会社では、
もう少し年末になってからが普通ですかね。

ただ、諸事情あり、
今年は早いうちから家の片付けを始めている
私の現在。

何十年も中を整理していなかった、
クローゼットの中を先日から、
片付け始めています。

すると出てきたのが、
何冊ものバインダーに収められた
大量のファイル……。

仕事がら、そんなファイルは山ほどあるのですが、
本ができるごとに、大量に捨てている私です。

だから何かの仕事のものかと思えば、
そうではありませんでした。

画像のこれら、
大学時代に勉強会で作成した、
大量のレジュメだったんですね。

私がつくったものだけでなく、
仲間たちがつくったものも。

まだパソコンもあまり
一般的でなかった時代です。
ワープロを皆が使用するようになったのも、
私が大学の3年とか4年になってから。

だから手書きのノートに
一生懸命にコピーを貼ったりして、
資料をつくっていたんですね。

ああ、勉強していたんだな……と。
感慨にひたりながら、当時を懐かしみ、
その後、一気に捨てることにしました(苦笑)

保存するときは、
「絶対これ大切なものだ!」という
認識だったのでしょう。

しかし長い間、残念ながら振り返ることも
あまりなかった。
そんなものですよね……。

それでも当時頑張ったことは、
確実に頭に残っている。
あとは断片を現在に生かしながら
人生を更新することにいたしましょう。

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