ふと気づけばそこにキクラゲ!?

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近くの古くからあった家が解体され、
庭に生えていたらしい古い木だけが
外にさらされていました。
上のほうはもう葉もなく、枯れ木なのでしょうか。

ただ、根本をよく見れば、
どこか見慣れたものが一杯ついています。

これ、キクラゲ……?

まさか、食べられるだろうか?
といって、その不気味さから
食べようとはまったく思わないのですが、
たぶん、そのままのキクラゲではないか。

アラゲキクラゲという種類と思われますが、
中華料理屋さんで出るものとまったく同じ。

じつはその辺に、
けっこう生えているものだそうですね。

知らなかったのですが、
キクラゲというのは世界中に生えていて、
ヨーロッパ以外は古くから
食用にもされていたそうです。
最初に食べた人は、
けっこう勇気があったのではないか。

日本でも平安時代から、
普通に食されていたとのことです。

ただしヨーロッパでは、
「ユダの耳」と呼ばれ、忌み嫌われたとか。

13番目のキリストの弟子だったユダ。
キリストを裏切って告発し、
彼が処刑される原因をつくり、
キリスト教世界では大悪人です。

そのユダが最後に首を吊って自殺したとき、
その木から生えたのが
キクラゲだったというんですね。
よってこのキノコは、
ヨーロッパでは嫌われるようになったとのこと。

じつはその辺に生えているキクラゲ、
「食べられるけれど、食べないほうがいい」
というのは、
似ている毒キノコが結構、
たくさんあるそうなんです。

他のキノコもそうでした。
素人でもなかなか見分けがつかない。
だから、この画像のキノコも
ひょっとしたら毒かもしれませんが、
そうでなくても食べたくはないですよね。

キクラゲにもいろんなタイプがあるようですから、
木の切り株などがあれば、
根元などに注目してみるといいかもしれません。
案外とたくさん、見つかるでしょう。

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