誠意が人を動かす、こんな話

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先日、マンション脇の人通りが多いところで、
たまたま見た光景です。

マンション前の通りは駐車禁止。
そこに違法に車を止めているドライバーに、
管理人さんが一生懸命に、
「ここは駐車禁止なので、
車を移動させてください」と、呼びかけています。

ところがドライバーは、携帯をいじりながら、
完全に無視。
ドアロックしてしまって、話を聞こうともしません。

それでも呼びかける管理人さん。
すると「どうしたんですか?」と、
マンションの住民さんなのか、
年輩の方が話しかけます。

「大変ですよね。
警察を呼んだらいいんじゃないですか?」
「そうですね。本当にそうしましょうか」

通行人の親子らしい方も近くで会話しています。

「お父さん、車どうしたの?」
「うん、運転手さんの頭がおかしいみたい」

商店街に近いので、
女子高生のような人も周りによってきます。

「変な運転手がいるみたい」
「キモーい! 何あれ」

いつのまにか周りの皆を味方にしてしまった、
管理人さん。
さすがにドライバーも恥ずかしく思ったのか、
窓を少し開け、「申し訳ない」と一言声をかけ、
車を動かしてどこかに去って行きました。

なるほど、
世の中にはどんなに声をかけても
動いてくれない人や
説得できない人もいる。
自分のルールをなかなか曲げてくれない人も
確かに存在するでしょう。

でも、大多数の人は、正論を理解してくれるし、
誠意をこめれば
「わかってくれる人」が大半なわけです。

その「わかってくれる人」を
大勢巻き込むことで、
困難な状況も変えることができるかもしれない。

これは世界中のあらゆる困難な問題への
対処法なのかもしれませんね。
そのためには時間はかかるかもしれませんが、
ブレずに主張をしていくことです。

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