ゴジラ映画の懐かしき頃
- 2025/6/8
- できる人研究所

画像は日比谷シャンテの中と思いますが、
貼ってあるポスターはすべて
「ゴジラ映画」のものですね。
現在、「ゴジラ生誕70周年」を記念して
六本木などで開催されている
「ゴジラ・THE・アート展」の
一環のようですが、
過去に上映されたゴジラ映画の全作品の
ポスターがここに掲示されていました。
じつは夏川の原点がここにある
……なんて思うのも、
私が親に連れて行ってもらい、
初めて観た映画が
『ゴジラ対ヘドラ』だったと思います。
それから『ゴジラ対ガイガン』
『ゴジラ対メガロ』『ゴジラ対メカゴジラ』と
立て続けに連れて行ったもらった
思い出がありますね。
最初の「ヘドラ」は1971年とありますから、
まだ幼稚園にも行ってなかったのではないか。
それでも不思議と映画の内容は、
記憶している。
それだけ子供の頃は、
楽しみにしていたのでしょうね。
当時、ゴジラ映画は
「東宝チャンピオンまつり」という
抱き合わせのような映画企画で
上映されていました。
これ、すでにテレビで放映されている
アニメ番組とか特撮番組に、
よくわからない子供向けドラマをいくつか合わせ、
前座の何かを数本、観せられたあとで
最後にゴジラ映画が観られる
……という流れだったわけです。
子供心に「これ、前に見たよ」
なんていうテレビ番組を我慢して観て、
数本を耐えてからメーン映画を観るのですが、
楽しみがやってくるまでの
試練のような感じだったんですね。
今はさすがに、こんなストレスイベントは
ウケないのではないか……。
それでも楽しみの前には、
苦痛を我慢しないといけない。
でも、こうして昔の子供は、
強くなったのかもしれません。
今は歌のイントロすら省略されますものねぇ。
「東宝チャンピオンまつり」がある一方で、
東映では確か「まんがまつり」があり、
どっちを好んで観るかで、
当時は子供達の間にも
対立ができていたと思います。
いまはなかなかありえない
エンタメの方式でしょうが、
映画がそれだけ貴重な人生イベントに
なっていたわけですね。