こんな私も輩出されてしまいました……

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「若い人は高尚な理想を持たなければならない、
そしてそれを行う勇気がなければならない」

こちらは明治の政治家、
大隈重信さんの言葉ですね。

佐賀藩の藩士として明治維新にも参加し、
のちに総理大臣にもなる大隈さんですが、
一時は野党となり、立憲改進党を創設します。

そんな折、1882年の
10月21日に創設したのが、
「東京専門学校」という
イギリス流の政治経済を学ぶ学校です。

これが後の早稲田大学、今日はその
「創業記念日」だったんですね。

早稲田大学……どこかで聞いたことがあるような。
あっ、私の母校だっけ(笑)

画像は創業の頃の学校風景ですが、
(三井住友トラスト不動産のページより)
なるほど、こんなふうに
周りは田んぼだったんですね。
それが早稲田という地名になっているわけです。

まあ、在学中に「開校記念日」を
意識することなどまったくなかったのですが、
そもそもどんな経緯で、
この学校は作られたのだろう……?

ライバル校の創業者が
偉人中の偉人なのに対し、
あまり政治家として、
評価されることも少ない大隈さん。

向こうは努力して勉学を極めた人なのに対し、
大隈さんは佐賀藩の武士で、
長崎に派遣された人物だったそうです。

折しもときは、ペリーがやってきたころ。
そこで外国人と知り合い、英語に興味をもって、
随一の使い手となります。

その後、近代思想の第一人者となって、
大活躍していくことになるわけです。

その点では、知識さえ身につければ、
誰にでも成功のチャンスがあることを
誰よりも知っていたのかもしれません。

ある程度、指針や学び方に厳格だった学校が多いの中、
ここではとりわけ自由。
「好きなことを学びなさい」という
やり方にこだわった。

だから私のようなマスコミの人間とか、
作家やアーティストを多く
排出することになったんですね。

人間はそもそも
125年くらい生きる力を持っていて、
25周年で5回、大成するチャンスを持っているとか。

福沢さんとまではいきませんが、
もう少し、この方の考え方を
世に紹介する機会が作れるといいかもですね。

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