イチローの22年

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「日本から来た痩せっぽちのヤツが
このメジャーのユニホームを着て戦い、
今夜ここで、この栄誉を受けているのです。
君たちが同じようにやれない理由はどこにもありません」

いい言葉ですよね。
イチローさん、シアトル・マリナーズでの殿堂入り。

「イチローさんの成績なら当然だろう」
と思うのですが、
意外に差別などもまだあって、
外国人選手への敷居は高いとのこと。

そんな中で有無を言わせない実績の成果。
イチローさんの言う通り、
「不可能なことなんてない!」という
信念が導いたことなのでしょうね。

メジャー全体での殿堂入りの選考が
2025年にあるとのこと。
そこでの選出も期待しましょう。

考えてみれば現役のとき、
私もどれだけイチローさんの言葉を
本に引用してきたか。

ちょうどビジネス実用の本が全盛期の頃と
イチローさんの活躍期が一致していました。
だから使いやすくもあったわけです。

結構、最近ですが、2018年の
『「すぐやる!」で、人生はうまくいく』
(きずな出版)

ちょうど冒頭では、
殿堂入りのスピーチでイチローが感謝していた、
妻、弓子さんとのやりとりを紹介しています。

それは「素直に実行する」というテーマ。

イチロー選手がスランプになったあるとき、
奥さんは一言、こんなことを言ったそうです。
「近いよね」

バッターボックスに立つ位置。
なんだかホームに、前より近くなっている……。

でも、素人の言葉で、
毎日練習している身からすれば、
「それも試行錯誤の結果、
今の位置になっているんだぞ」
という話ではあったでしょう。

でも、イチローさんはそんな言い訳をせず、
「そうか……」と素直に
奥さんの言葉を聞いてみたわけです。

「ちょっと遠くに立ってみよ!」で、
スランプを抜け出したとか。

あれこれ理屈で動くのでなく、
言われたことを素直にやってみることで
解決できることはいくらでもあるわけですね。
参考にしてみてください!

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