本の紹介3 『リーダーを目指す人の心得』

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今年最後の、本の紹介ですが、
『リーダーを目指す人の心得』(飛鳥新社)という本。

著者は2021年の10月に
新型コロナ感染症で世を去りました。
コリン・パウエルさんですね。

パウエルさんといえば、ご存知の方は多いでしょう。

アフリカ系アメリカ人として、
初めて米軍の統合参謀本部議長にまで登りつめた方。

さらにジョージ・W・ブッシュ大統領のもとで
国務長官にまで就任しました。

しかしその一方、イラク戦争のときに
大量破壊兵器の所有に関する演説で、
世界を誤った戦争に導いてしまいました。
政府が間違った情報に踊らされていたわけですね。

パウエルさんに責任はないのですが、
この経験を彼はずっと背負い続けます。
請われても政治職につくことはなく、平和をうったえ続け、
世界の分断に警鐘を鳴らしていました。

誰よりも部下思いで、誰よりも慎重で、誰よりも責任が強い。
それでも人は失敗することがある……ということです。

だから、それをクヨクヨしても仕方ない。
とはいえ失敗を自分で背負って、
「自分だからできること」を、
つねに模索しなさいと言っていますね。

そう考えると、ここ数年、
「うまくいかないなぁ」という人は多いでしょう、
世の中がまだ混乱しているから致し方ないのですが、
だからといって問題から目を背けない。
どうすれば自分が望んだ結果を得られるのか、
真剣に考えていくことが重要なんです。

なお、本書には
「コリン・パウエルの13のルール」
なるものが紹介されています。

1 何事も思うほどには悪くない
2 まず怒れ、その上で怒りを乗り越える
3 自分の人格と意見を混同しない
4 やればできる
5 選択には細心の注意を払え
6 優れた決断を問題で曇らせない
7 他人の道は選べない、他人にも自分の道を選ばせない
8 小さなことをチェックすべし
9 功績は分け合う
10 冷静であれ、親切であれ
11 ビジョンを持て、一歩先を要求しろ
12 恐怖にかられるな、悲観論に耳を傾けるな
13 楽観的であり続ければ力が倍増する

リーダーのみならず、困難を乗り切りたいすべての人に
その考え方は役立ちそうです。

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