皆が願えば、叶うこともある!!

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暗いニュースばかりが続いている現在ですが、
久々に嬉しいことが起こりました。

ロシアに占領されたウクライナ東部の
マリウポリで、唯一残っていた巨大な製鉄所。
兵士たちのほか、避難した民間人も
その地下には大勢立て籠もっていました。

子どももいれば、女性もいる。
民間人も容赦なく殺戮し続けているロシアです。
爆撃などでも破壊できないこの製鉄所、
最後は兵糧攻めにする……という話もありました。

戦国時代の籠城戦に詳しい人は、
そのあまりにも悲惨な未来も想像されるでしょう。
とにかく、なんとか助けてほしい!

報道によれば、
ウクライナ側は何度もロシアと交渉するのですが、
「人道回道」とやらが意図されるたびに
攻撃があって中止されてしまう。

ロシア軍の統制がとれていないのか、
あるいはどうして、
捕虜はロシアへ連れていきたい方針なのか。
どうにもならない状況がずっと続いていました。

ネット上には殺戮を煽るような言動もあって
ガッカリしてしまうのですが、
多くの人は
「せめて子どもたちだけでも助けてほしい」と
願っていたでしょう。

日本のニュース番組が知床や
道志村のことばかりになっていく中で、
私はここの子供たちのことばかり気になっていました。

続々と現在は救出され、
報道を信じれば、ウクライナ側へ移送されるようです!

何より国連の事務総長が、
介入したことが大きかったのでしょう。

モスクワで大きなテーブルの向こう側で、
「うるっせえなぁ………」とバカにするような
プーチン大統領にあしらわれ、
その後、キーフでゼレンスキーさんに会っているときは、
脅しで町にミサイルまで打ち込まれました。

けれども今回、マリウポリに
救助に出向いたバスの後ろを
国連や赤十字の車が随行している様子を見れば、
その覚悟がわかります。

NATOも国連も「核戦争が怖い」ばかりで、
こうした平和的な介入をずっと
避けていましたからね。
ゼレンスキーさんもそれを批判していましたが、
今回はようやく、
その願いも叶ったということでしょうか。

これが戦争を終結させる
きっかけになるか……といえば、
そんな甘い話ではないかもしれません。
ウクライナのみの話でなく、戦争が拡大する可能性は、
まだまだ続いています。
なんせすべては、
かの国の大統領の思惑次第ですものね

ただ、世界の声次第では、こんなふうに
「奪われなくてもいい命」が救われる可能性もある。
私たちひとりひとりの力で戦争を止めるのは
決して「不可能なことではない」のでしょう。

日本人ももっと、
本当はそういう声をあげてもらいたいと
心から思います。

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