「戦艦・三笠」と日本という国の影響力

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画像はその昔、横須賀の三笠公園に置かれている
『戦艦・三笠』の砲台部分から
海のほうを見た景色。
浮かんでいる島は「猿島」ですかね。

ちょうど現在から108年前の5月27日。
この「戦艦・三笠」で、
東郷平八郎大将が率いる連合艦隊が、
日露戦争において絶対の強さを誇っていた
ロシアのバルチック艦隊を破りました。
「日本海海戦」ですね。

この敗北によってロシアは戦争の継続も困難になり、
同じ年の9月にポーツマス条約を締結。
当時「帝政」だったロシアは国民からの信頼を失い、
何度も続く革命によって滅亡、
ソビエト連邦へと変わってしまいました。

それが実は、新渡戸稲造さんの『武士道』が
アメリカで出版された時期と重なり、
この本がベストセラーになる
きっかけにもなったわけです。

あの大国ロシアを、近代化したばかりの
アジアの小さな国が敗ってしまった。
「一体、あの日本という国の強さは何なんだ……?」
ということで、
当時の日本人がメンタリティに持っていた
「武士の精神」に注目したんですね。

この辺りは司馬遼太郎さんの
『坂の上の雲』でも有名ですが、
優れた海軍大将として世界的に尊敬された
東郷さん。

この「戦艦・三笠」も、
横須賀のアメリカ基地の配慮で
保存されていたものなんだそうですね。

一方でロシアにとって日本は、
大陸進出に野望を削がれたうえに、
国家転覆の原因にまでなった国になっているわけです。
いま現在も、私たちの国を警戒するのは、
当然ということなります。

相変わらず戦争を止める意思のないロシアですが、
日本の動向を機にするのは歴史的に当然だし、
その影響力を弱めようと策を練るのも
当然のことにはなるわけですね。

私たちは自分たちの国の影響力を
過小評価してはいけません。
対岸の火事のように見ていては
いけないのでしょうね。

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