出版不況もなんのその!

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画像は、「どこ」とは言いませんが、
とある出版社の自社ビルの
大きな窓から山手線を見下ろした風景。

先日、営業を兼ねて、
18階にある打ち合わせ室にお邪魔しました。

はじめて来ましたが、ちょっと感動。
全面ガラス張りのような、すごいビルですが、
出版不況と言われながらも、
こんなすごいビルを自力で建ててしまう会社が
ちゃんと存在するんですね。
受付に専属の方がいる会社も久しぶりです。

この会社、おそらくは子供のころ、
毎月、送られる雑誌を楽しみにしていた方は多いでしょう。
ヒントはこちら。

私も付録を楽しみにしていましたが、
少子化の現在、雑誌はすでにありません。
回顧的な「付録セット」が、
商品として売られているだけ。

でも、不採算分野を放棄し、
得意な教育事業を拡充させることで、
他の出版社とは異なった発展をしてきたんですね。

それを象徴するように、受付のある一階の下は、
保育園を兼ねた
幼児向けの学習塾になっていました。
社員さんが預けているお子さんもいるのかもしれない。
こういう会社はいいですよね。

この会社さんとは、
私は十数年前に1、2度、
お仕事をしたことがあります。

当時は、まだ恵比寿に事務所があったころ。
震災前の出版が今よりずっと華やかな時代でしたね。
版元さんにも伺いましたが、
当時はこのビルも、まだできていませんでした。

そのとき仕事をしていた編集者さん、
出版が大きな過渡期を迎えた時代にあって、
ずっと関連会社に出向されていたそうなんですね。
確かにいくつかの事業や、
雑誌のレーベルを売却したりしています。
その関連なのでしょう。

ところが最近になって異動になり、
また書籍の編集事業に復帰ことになった。
それで昔の名刺を見たら私の名前があったから、
連絡していただいたそうなんです。
ありがたいですね。

何より「書籍の事業を盛り上げていこう」と
今、大きな出版社が考えていることは、
かなり励みになります。

私もまだまだ頑張って、
昔の華やかな時代が戻ってくるよう
頑張っていきたいですよね。
楽しみにしてください。

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