失ってはいけない日本文化「能登の塩田」

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能登の震災に関する情報は、
ブログでたびたび紹介しています。

なんでも20世紀に入ってから日本では初、
大規模な海岸の「降起」が確認されたそうで、
場所によっては海岸線が250メートルも
海側に広がったとのこと。

つまり、「陸地が盛り上がった」といことですね。
高いところでは4メートルも持ち上がったそうですが、
普通なら3000年とか4000年で起こる変化が
1日で起こったとのこと。

想像以上に大変なことが、
どうも日本海岸では起こったようですね。

その結果、大打撃を受けたと想像されるのが、
能登の塩田です。

実は私、結構「塩好き」で、
何度か能登の珠洲市でつくられた「はま塩」を
購入しています。
日本最古とも言われる、伝統的な
「揚浜式製塩」と呼ばれる技法でつくっている
独特な海水塩なんですね。
詳細は→こちら

2016年に出版されている
日本と世界の塩の図鑑
(青山志穂著、あさ出版)には、こうあります。

「国の重要無形文化財にも指定されている
文化的価値の高い技術」
「江戸時代初期から続く伝統製法を
先祖代々守り続けてきた」
「現在は5・6代目によって
塩づくりが行なわれている」
「口溶けがよく、まるで上質なバターのよう。
甘さと濃厚なコクがいつまでも続く特別な味わい」

塩なのに「バターのよう」と言われると、
食べたくもなりますよね。

じつはこの塩づくり、映画にもなっています。

石井かほりさん、とう方が監督した
『ひとにぎりの塩』という
ドキュメンタリー作品ですが、
2013年には「セブ国際ドキュメンタリー映画祭」で
優秀撮影賞も受賞しているとのこと。

ニュースで紹介されていましたが、
今は復興支援のため、
各地での上映も開催されているそうです。

いずれにしろ地域が守り続けてきた、
日本古来の技術と味。
簡単に失われていいわけがありません。

こうして情報を伝えることしかできませんが、
なんとか皆の手で支え、塩田を再開し、
もう1度、美味しく食べられるように
なってほしいですね。

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