イチゴを作った「人の力」に感謝!

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久しぶりに、イチゴを
「美味しいな」と堪能してしまった。
今、スーパーではどこも大きく売り出していますね。

画像は、福岡さんの「あまおう」。

ちょうど「お彼岸」ということもあって、
仏壇に供えていたもの。
でも、色といい、形といい、完璧ですよね。

今は日本を代表する農産物の1つにも
なっているイチゴ。
「あまおう」も種を海外に持ち出してはいけない、
知的財産となっています。

そう知的財産……。
実は私たちが大好きな赤いイチゴは、
自然には存在しません。

人間が品種改良によって生み出した
人工的な植物なんですね。

野いちごを品種改良によって栽培するには、
そもそもアメリカ大陸のインディアンの間で、
長く行なわれてきたとのこと。

これが大航海時代以後、
ヨーロッパに持ち込まれて
さらなる品種改良を促すことになります。

そして北アメリカのイチゴと、
南米チリのイチゴをかけ合わせ
画期的な「オランダイチゴ」と呼ばれる
甘いイチゴが誕生する。

現代のイチゴは、
この「オランダイチゴ」をさらに改良し、
味を開発してきたもの。
自然の力ももちろんありますが、
何より私たちは大勢の農家の方たちの
努力の積み重ねの結果、
美味しいイチゴを食べられるように
なっているんですね。

じつは日本でイチゴ栽培が普及したのは、
1960年以降に
ビニールハウスによる栽培が定着してから。
歴史は決して長くありません。

それまでに何度か持ち込まれたのですが、
多くはなかなか定着しなかった。
気候的に難しいのでしょうね。

それが現代は至るところで、
画期的な商品が生まれています。
やっぱり口にすると、農業分野はこれから
ますます日本の柱になりそう。
しばらくは春にまだ楽しめそうですね。

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