ツツジって、漢字で書くのは難しい!

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昨年も、この時期、
同じことをブログで書いた気がします。

「躑躅」と漢字では書くもの。
「ツツジ」ですね。

桜はすでにほとんど散ってしまいましたが、
それに代わって、現在は近所のいたるところで
満開になっています。
次から次へと、ありがたい季節ですよね。

この漢字で書く言葉、
あえて城を持たなかった武田信玄が、
自分の屋敷を
「躑躅ヶ崎館」と呼んでいました。

それに加え、なんとなく漢字は
「髑髏(ドクロ)」に見えてしまう。
だから少しツツジには、
「恐ろしい花」のイメージもあります。

実は間違いでなく、ツツジは
「恐ろしい花」なんですね。

「躑躅」という漢字は、両方とも
「立ち止まる」とか、
「躊躇する」という意味。

さらに「躑躅」を「てきちょっく」と読めば、
二、三歩進んだあとで、
「それ以上、行くな」と止まること。

つまり、
「美しいけれども、近づいてはいけない花」
なのですが、
その理由は「毒があるから」です。

花の蜜を吸い込むと、
家畜などは死んでしまうことがあるし、
人間でも幻覚作用が起こることが
あるとのこと。

でも、子供の頃、
普通に蜜を吸っていなかったか……?

まあ、種類はさまざまなようですから、
お子さん連れやペット連れのときは、
ツツジの花を口に含んだりしないよう、
注意ください。

それ以外では、ツツジは
桜よりずっと前から日本人に愛されて、
身近で栽培されてきた花とされています。

なので変に危険視せず、
花の魅力をしっかり満喫したいですね。

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