東北で大人気のお菓子に隠された秘密
- 2025/9/6
- できる人研究所

画像、箱に入ったお菓子は、
宮城県塩竈市で大正7年に創業された
「梅花堂」とうお店の人気のお菓子。
「藻なかさぶれ」というもの。
その名の通り、「梅花堂」さんは
名産の「塩」を使った和菓子で
長く栄えてきた菓子店ですが、
2011年の東日本大震災では
店舗と工場に大きな被災を受けてしまったとか。
そこで協力を得たのが、海外の資本家。
それもあって、欧米に人にもウケるものを……と、
開発されたのがこのお菓子だそうです。
なんでも塩釜の藻塩と海藻を加え、
「サブレ」の形に仕上げた。
これ、ものすごく軽い食感で、
びっくりする味のお菓子ですよね。
何枚でも食べられそうな感じ。
やっぱり仙台でも大人気になっているそうですが、
一度食べてみてほしい。
本当に美味しいです!!
純米酒の「大和伝」とともに、
このお菓子をいただいたのは、
東北大学の特任教授であり、
仙台を基盤に商品開発やマーケティングで活躍している
関美織さん。
じつは私は古い友人で、
わざわざ仙台から東京の勉強会に
出向いていただいたことがあったんですね。
いまでも私たちの記憶には生々しく残る東北の震災。
その際は多くの方が津波で仕事を失い、
ゼロからの出発を余儀なくされました。
その際、ビジネスの専門家として、
必死に地元の事業者やビジネスパーソンと協力し、
試行錯誤しながら、
全国的に通用する新規事業やアイデア商品を
生み出していったのが関さんでした。
その結果、多くの起業家や新事業、
また人気商品が東北から育ち、
いつのまにか関さん自身も国立大学に抜擢され、
これからの人材に対し、
ビジネスを教える立場になっていたんですね。
これはかなりスゴいことだと思います!
今は本の企画をプロデュースし、
出版社に検討してもらっているところですが、
いよいよ具体的な出版も実現するかも……という段階。
ぜひ、今後の展開を楽しみにしてくださいね!