なぜ誰も住んでないところにビワがなっているのか?

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先日は床屋に行くため、
3月までに住んでいた港区のほうに
行く機会がありました。

そこで昔の家の周辺を歩いていると、
大豊作になっているのを発見!

大きな木をよく見ると、
黄色い実がたくさんなっています。
これ全部、「ビワ」ですね。

食べられるのだろうか?
私は結構、苦手な果物ですが、
周りに住んでいる人はおそらくいません。
鳥の餌になっているだけではないか。

それにしても買うと結構、
高級果実で高いと思うのですが、
なぜか東京の住宅地には、
勝手に自生しているビワが多い。

なんでもビワは
弥生時代にはすでに食べられていたそうですが、
今、東京で自生している木の多くは、
江戸時代に持ち込まれたもののようです。

じつは「ビワ」は
「庭に植えてはいけない木」とされています。
なぜなら「病人が集まるから」ということ。

実に栄養があるだけでなく、
葉にも薬効があるということで、
「病人が集まってしまうから」ということで
個人が持つべきでないと言われたそうです……。

でも、逆に病人が集まってくれば、
好都合なところもあります。
病院だったり、診療所。
江戸時代にはその役割も果たしていた、
お寺などがそうですね。

その点で港区は、今もそうですが、
ものすごくお寺の多い場所です。
今では土地が多く分譲され、
個々のお寺の規模は小さくなっていますが、
ここもやはり近くにお寺のある場所。
そばには一部、お墓の敷地も残っています。

もともとは敷地内でビワを育て、
檀家の人々のケアに
利用していたのではないか……。

ほかにもビワを食べた鳥がフンで種を運び、
それが育った木もあるようです。

いずれにしろ古いビワが倒されることもなく。
いつか役に立とうと、
こうして毎年、実をつけ続けているのは、
たのもしいことですよね。

ちなみに「ビワ」の名は、
楽器の「琵琶」からのネーミング。
あの楽器のほうが、
古くから日本には存在しているんですね。

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