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今日から5月、残念ながら東京は

緊急事態宣言下になっています。

まあ、「ゆっくり心と体を休めましょう」という

ゴールデンウィークですね。

☆

遅くなってしまいましたが、

そのゴールデンウィークの最初、4月29日は

「昭和の日」でした。

もともとは昭和天皇の誕生日だった日です。

 

新聞に昭和天皇の、こんな言葉が載っていました。

 

「雑草という草はない。

どんな植物にも皆、名前があって、

それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいるのだ。

人間の一方的な考え方で、

これを雑草と決め付けてしまうのはいけないよ」

 

生物学者でもあった昭和天皇、

「皇居の掃除をした」という報告をした部下の方を、

諌めてこうおっしゃったのですね。

☆

学者というだけでなく、

天皇は「言葉」の重みをよく知っていたのでしょう。

 

「雑」なんていう言葉を使うのは、よくない。

それより、皆が持っている「いい部分」を

もっと評価すべきだ……ということですね。

☆

そういえば人気の漫画『呪術迴戦』に、

「シャケ、シャケ」とか、

意味のない食べ物の名前しか言わない先輩が出てきます。

おかしいのですが、ようするにそれは

「呪詛」の能力をもった人だから。

 

言葉で言った通りのことが現実に起こるから、

気軽に何かを言うのをとことん避けているわけです。

☆

古来、天皇もそんなふうに、

「言葉を現実化させる力をもった人物」とされてきました。

 

だから日照りが続くと、

「雨が降るように」という祈願を常に行ない。

今のように感染症が広がっているときは、

これを打ち払う

「疫病がなくなりますように」という祈願を

先頭になって行う役を担います。

☆

現在の皇室ももちろん、

それを実践されているわけですが、

この役を復活させたのは、

他ならぬ昭和天皇だったと言ってもいいでしょう。

 

戦争に負けた後、

ご存じの通り日本国憲法の下で

天皇の役割は「象徴」になります。

 

「それなら」ということで

昭和天皇は戦争によって衰退した全国の地をめぐり、

「必ずこの国は再生します」

「皆が幸せに暮らされる時代が必ず来ます」

「平和な世の中は必ず来ます」と。

プラス方向の呪詛をずっと、

繰り返したわけですね。

 

だから世の中は平和になった

……とは言いませんが、

そんなふうに私たちの国は「言葉の力」で

守られていることも事実なのでしょう。

☆

できれば私たちも「いい言葉」を使い、

ゴールデンウィーク明けには少しでも

「いい兆し」が見れるようになってほしいですね。

[Words of Wisdom〜君はこの言葉を知っているか?]

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