
「作家は人に残された最後の職業で、
本当になろうと思えばいつでもなれる」
そんな「最後の職業」を
30代からやっている私ですが(苦笑)
こちらは有名な
『13歳のハローワーク』で書かれている
作家についての項目ですね。
先日、74年の人生を閉じられた作家、
村上龍さんのベストセラー。
2004年に幻冬舎さんから発売され、
子供たちのみならず、
大人にも多く読まれました。
まあ当時まさか、
「ユーチューバー」のような仕事が
子供たちにとっての憧れになる未来を
想像はしていなかったでしょうが、
村上龍さんは一貫して、
更新した内容の続編を出し続けていました。
じつを言うと『コインロッカー・ベイビーズ』などの
代表作以外、
私はあまり読んでこなかった村上龍さんですが、
この『13歳のハローワーク』については、
デビューした頃の本で取り上げています。
ビジネスパーソンが「自分の仕事」について
考える際の参考にですね。
そして「作家」についてみれば、
確かに村上さんの言葉は
納得できるものがあります。
「服役囚でも、入院患者でも、死刑囚でも、
亡命者でも、犯罪者でも、引きこもりでも、
ホームレスでもできる仕事は作家しかない」
「作家の条件とはただ1つ、社会に対し、
あるいは特定の誰かに対し、
伝える必要と価値のある情報を持っているかどうかだ。
伝える必要と価値のある情報を持っていて、
もう残された生き方は作家しかない、
そう思ったときに、作家になればいい」
「必要」と「価値」を
あくまで自己判断できるものとすれば、
作家は「誰にでもできる仕事」と
考えることができます。
そしてまた、人生においてあらゆる仕事は。
自分の「必要性」と「価値」を
高めていくものであり、
そんなことを言ったら、
人間が行うあらゆる行為そのものが、
自分の「必要性」と「価値」を
高めるものではあるでしょう。
ということは、私たちは生きていく過程で、
どんどん「作家になれる要素」を
積み上げているとも言えるわけです。
むろん、それが商業価値を生むかどうかは別ですが、
村上龍さんの言う
「特定の誰かに対し価値のある情報」は、
誰にでも備わるものと思っています。
そう、だからあとは
「伝え方」なんです。
私の師匠は、何らかの目標をもって生きている人間は、
「誰しもが作家であるべき」と
考えていました。
だから「書くスキル」を
皆に伝授することが必要と考え、
本を書いていた私に
文章術の指導者としての修行をさせて
くださいました。
偉大な作家は次々と世を去っていきますが、
やはり「最後は作家になる」という夢を
私たちは伝えていきたいものですよね。
どんなに本が読まれないものになっても。
どれだけ日本人が本から遠ざかっても……です。
「賢者の会」では、
そんな活動を一生懸命にやっていますよ(笑)
作家候補たちの文章、いよいよ本になります!
https://note.com/natsukawagao/magazines




