【歴史入門】「君が代」の誕生

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8月13日は、
「国旗及び国家に関する法律」が公布された日とのこと。
つまり、「日の丸」と「君が代」が
正式採用された日となるのですが、
1日前の12日が君が代の記念日だそうですね。

それがいつのことかといえば、
実は1999年のこと。
つい、最近じゃないか!……といえばその通りで、
「日の丸」と「君が代」は、
明確に「国旗」とか「国家」と定義されずに
長く使われていたわけです。

では、一体いつ頃から?
この「君が代」って、誰が作った歌か
知っていたでしょうか?

なぜか日本人はあまり知りませんが、
この「君が代」という歌、
正式に法で制定されてなかったにもかかわらず、
「世界で最古に作られた国歌」とされています。

その成立は、制定から100年以上さかのぼり、
なんと905年。
この年に奏上された『古今和歌集』に
載っている歌なんですね。

ならば作者が誰かといえば
「読み人知らず」という扱い。

当初は出だしの「君が代」の部分が
「我が君」だったそうですが、
成立以後ずっと天皇やお殿様を讃える歌として日本史を通じ、
詠まれていたものだということです。

これにメロディーをつけようという話になったのは、
文明開花を経て、
「海外の国に国歌がある」ということを知った
明治時代になってから。

それまでも歌われてきた「君が代」ですが、
軍の音楽家と当時の宮内省の役人が協議し、
最終的にはドイツから招いた音楽家、
フランツ・エッケルトさんが編曲し、
現在の「君が代」が出来上がったそうです。

平安時代の歌詞+19世紀のオーケストラという
時代も超え、空間も超えた
異色コラボで出来上がっているのが、
実は我が国の国歌だったのですね。
かなりおみそれしていたかもしれません。

そんな経緯があったからでしょうか、
GHQに気を遣い、
戦前に天皇を称えたものがことごとく廃止された
太平洋戦争後でも、この曲は生き残りました。

そして1000年以上が経ち、
誰も当時の古文を理解できないようになっても
一貫して歌われ続けることになっているわけですね。

私たちの国の長い歴史を語る際に、
十分に事例として海外にアピールできるものでしょう。

画像は専修大学所蔵の「古今和歌集」です。

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