「武士道協会」さんの勉強会に参加させていただきました

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本日は縁があり、
NPO法人「武士道協会」さんの
リモート勉強会に参加させていただき、
新渡戸稲造さんの『武士道』や
岡倉天心さんの『茶の本』について
訳者としての立場から
お話をさせていただく機会がありました。

緊張しましたが、さすが素晴らしい勉強会。
つないでくださった「日本道」の主催者、
山近義幸さんには感謝です。

「武士道協会」さんについて詳細はこちら。
https://www.bushido.or.jp

なにより昨年102年の人生を閉じられた
裏千家の大宗匠、
千玄室先生が、立ち上げた会だったのですね。

じつは致知出版社で私が
『武士道』の現代語訳書を出させていただいたあと、
次に出版させていだいたのが『茶の本』でした。

その『茶の本』について、カバーに刷り込んだ
推薦文を書いて下ったのが
千玄室先生だったんですね。

「日本人の心のふるさとを知るための書。
推薦します。」と。
おかげさまでこちらも、
『武士道』に並ぶ大ロングセラーとなっています。

まさか本の出版から12年。
こんな形でつながることができるとは、
いい仕事をさせていただいこと、
本当に感謝しなければです。

『武士道』と『茶の本』。
ともに明治時代、
世界を舞台に活躍した2人の日本人が、
アメリカにて英語で出版し、
世界的なベストセラーになった本。

両者は対立する関係であり、
また補完する関係でもあります。

『武士道』が日本人の持つ
「強さ」を世界に発信した本であるならば、
『茶の本』はこの本では十分に描けなかった
「和の精神」を世界に伝えました。

これらは両方とも
日本が世界に飛躍するための原動力と
なったものでありながら、
残念ながら現在、失われつつあるものではないかと
心から思ったりもしています。

ですから茶人であり、和の実践者でもある
千玄室先生が
「武士道協会」を立ち上げている意味も
よくわかる気がする。

なんせ「茶の道」を確立した千利休さん自身、
武士として生き、
茶室や茶器をもって平和な国づくりに挑み、
秀吉とやり合った結果、
最後は武士として散ったわけです。

そう、だから今こそ日本人に、
『武士道』と『茶の本』の考えを
ちゃんと知ってほしい。
あらためてそう思いましたね。
実際、日本人が誇るべき2冊なのですから。

どうして日本人一番みたいなことを言う人が、
世界にリスペクトされている
日本人の本を読まないのだろう。
むしろそれが不思議ではある……。

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